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聡子の部屋 第50回 世界に拡がる「包括的性教育」が日本に拡がらない理由(『なぜ学校で性教育ができなくなったのか』刊行記念) ゲスト:日暮かをるさん(2023/12/21)
聡子の部屋 第50回 『なぜ学校で性教育ができなくなったのか』刊行記念世界に拡がる「包括的性教育」が日本に拡がらない理由ゲスト:日暮かをるさん(包括的性教育推進法の制定をめざすネットワーク副事務局長) (共催あけび書房、協力市民社会フォーラム) ⽇ 時:2023年12⽉21⽇(⽊)18:30開場/19:00開演 会 場:ReadinʼWritinʼ BOOKSTORE 参加費:1500円(会場、オンラインとも) 世界では「包括的性教育」が拡がっているが、日本はいまだにそこに行きつかない。1992年性教育元年と言われた日本で、なぜ性教育が後退したのか。なぜ障害児学校で取り組んでいた性教育が、攻撃の対象となったのか。裁判で大事な内容の判決を得ることができたが、いまだに教育現場に活かされない状況は続いている。七生の勝利判決から10年となる今、「なぜ学校で性教育ができなくなったのかー七生養護学校事件と今」を出版した。「包括的性教育」とはどんな内容で、日本でどう実現させていくのか、語り合えればと思っている。 ゲスト:日暮かをるさん(包括的性教育推進法の制定をめざすネットワーク副事務局長) 東京都障害児学校(4校経験)の教員を続け、15年前に定年退職。3校目に赴任した七生養護学校で、2003年の性教育バッシングを体験した。あまりにひどい攻撃に納得がいかず、東京弁護士会に人権救済の申し立てをし、その後「七生養護こころとからだの学習裁判」を提訴。31名原告の団長として闘った。__________________ 「聡子の部屋」とは?ジェンダー、外国人差別、排外主義、セクシャル・マイノリティ、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。公式HP https://www.satokonoheya.com/Twitter https://twitter.com/Satoko_no_heyaFecebook https://www.facebook.com/satokonoheyaroom__________________________________オンライン配信への参加方法__________________________________*販売を締め切り次第(当日18:30ごろ)、お申し込み時にご入力いただいたメールアドレスへオンライン配信用のURLをお送りいたします。そこから配信をご覧いただけます。当日18時30分以降にお申し込みの方は翌日の19時以降にあとから配信URLを送付します。※申し込みされていない方とのURLの共有はご遠慮ください。また1つの画面を複数人で視聴する場合も、人数分のチケット購入をお願いいたします。URLが流出した場合、配信を停止することがあります。※オンライン参加の場合は、質問などはできません。聞きたいことがございましたら、お申し込みの際にご入力ください。※配信のトラブルで停止した場合は、 こちらでURLを再送いたしますので、しばらくお待ちください。お手元の映像が止まったけれども連絡が来ていない場合は、 ご自身の設定や回線をお確かめください。※配信映像は、1週間程度限定でアーカイブ配信いたします。ネット環境等のためにオンライン配信を見られなかった方はこちらをご利用ください。__________________________________会場での参加をご希望の方へ__________________________________新型コロナウイルス感染防止の観点から、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定しております。お申し込みなく来店された方は、入店をお断りすることがございますので、ご注意ください。会場:Readin’ Writin’ BOOK STORE〒111-0042 東京都台東区寿2-4-7 隠す...
猫塚義夫×清末愛砂「平和的生存権を実現させるために」『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)刊行記念
※本イベントはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。※本イベントの利益(イベント運営のための経費を除く)は「北海道パレスチナ医療奉仕団」に寄付します。※配信のみのチケットでは、学割を適用したチケットも用意しています。学割チケットをご購入の際は、お申込みの際に学校名をご記載ください。 【日時】2023/12/04 (月)19:30 - 21:30 JST 【チケット】【配信参加】1,650円(税込)¥1,650【配信参加/学割】1,000円(税込)¥1,000【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『平和に生きる権利は国境を超える』1,760円(いずれも税込)※随時発送いたします¥3,410 【場所】オンライン 【申し込み】 https://peatix.com/event/3762584/ 2023年10月7日のハマースの急襲と、その後のイスラエル軍によるガザに対する大規模な軍事攻撃の開始を受け、同年11月に『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)が緊急出版されました。本書は、パレススチナで長年医療支援活動に携わってきた猫塚義夫さんと、憲法研究者として子ども支援活動やアフガニスタンの女性団体との連帯活動に従事してきた清末愛砂さんの共著です。 ガザの人々は、イスラエルによる軍事封鎖でほとんどガザの外に出ることができない世界最大の「天井のない牢獄」といわれるところに16年間住んでいます。16歳以下の子どもたちは生まれたときから戦争しか知らず、そしてガザの人口の40%以上は18歳未満の子どもだそうです。本書の中で、清末さんはハマースの急襲について、とりわけ民間人に対する無差別攻撃や拉致は国際法上も倫理的にも決して許されることではないと述べています。一方で、この事件がなぜ急に起きてしまったのかについても視点が必要です。ガザでは、病院や国連の施設までもが空爆の被害を受け、深刻な状況となっています。私たち日本人は、国際社会に生きる人間としてできる行動について考えなければなりません。今回、本屋B&Bではパレスチナ支援のためにできることとして、利益を「北海道パレスチナ医療奉仕団」に寄付するためのトークイベントを開催します。長年パレスチナの支援に携わってこられたお二人に、「平和的生存権」を軸にお話しいただきます。イベントでは、オンライン上でお二人への質問も募集いたします。ぜひ、多くの方にご参加いただけますように。【出演者プロフィール】猫塚義夫(ねこづか・よしお)医師。札幌生まれ。1973年に札幌医科大学卒業後、北海道勤労者医療協会に入職。以後、米国留学を含め脊椎外科と膝関節外科を中心とする整形外科医として診療と臨床研究を進めてきた。同時に学生時代から抱いてきた社会進歩への志を実践した。障碍者へのボランティア活動に始まり、「医療9条の会・北海道」幹事長(現、共同代表)となりつつ、2010年に「北海道パレスチナ医療奉仕団」を立ち上げ、現在に至る。清末愛砂(きよすえ・あいさ)室蘭工業大学大学院教授。1972年生まれ。山口県出身。専門は憲法学(特に24条の平和主義)、アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力。学生時代に民主化運動をしているミャンマー(ビルマ)の学生支援などにかかわったほか、パレスチナの非暴力抵抗運動「国際連帯運動」にも参加。2012年からアフガニスタンのフェミニスト団体RAWAとの連帯活動にかかわり、現在、「RAWAと連帯する会」共同代表。パレスチナ医療奉仕団メンバー。______________________________________【配信参加について】・開演時間の30分前よりオンライン開場いたします・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましては、準備が出来次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合は、ご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください【書籍付きチケットについて】・イベント関連書籍を、イベント配信チケットとセットで販売いたします・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用いたしません・お客様のお名前を入れる「為書き」はございません。ご了承ください・商品到着までお時間をいただく場合がございます。また発送は、本屋B&Bよりお送りさせていただきます・長期不在・住所不明等により書籍が返送された場合、保管期間内であれば、着払いにて発送させていただきます。保管期間は、イベント開催日から3ヶ月といたします・海外発送は行っておりません【キャンセルについて】・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください______________________________________【主催・会場】本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)【本イベントに関するお問い合わせ】イベントに関するお問い合わせはこちらをご確認ください知りたい回答が見つからない、解決しない場合など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください<お問い合わせ先>event (at) bookandbeer.com ※(at)を@に変換して送信してください 猫塚義夫×清末愛砂「平和的生存権を実現させるために」『平和に生きる権利は国境を超える』チラシ
七生「性教育バッシング」から20年 -勝利判決から10年『包括的性教育』の実現をめざす集会
七生「性教育バッシング」から20年 -勝利判決から10年『包括的性教育』の実現をめざす集会【テーマ】 七生「性教育バッシング」から20年 -勝利判決から10年『包括的性教育』の実現をめざす【主催者】 「包括的性教育推進法を目指すネットワーク」準備会【日時】2023年11月25日(土) (第1部)14:00~15:45 (第2部)16:00~17:00【会場】 オンライン配信あり エデュカス東京7階大会議室 最寄り駅:四ツ谷駅・市ヶ谷駅下車7分 地下鉄有楽町線麹町駅下車2分【内容・講師】◆第1部: 「七生事件」を振り返り、これからの展望を切り開く ・はじめに-七生事件から20年、闘いの中で見えてきたこと ・シンポジウム-包括的性教育を実現していくために<シンポジスト> ・田代美江子(埼玉大教員) ・小林善亮(元七生養護「こころとからだの学習裁判」弁護士) ・洪美珍(元七生養護学校保護者)(司会:元七生原告 日暮かをる)性教育バッシングの背景を読み解き、自由と人権、多様なジェンダー・セクシュアリティを認め合える社会を求め「包括的性教育」実現への道筋を探っていきます☆参加者とのやり取りも予定しています。◆第2部: 「包括的性教育推進法の制定をめざすネットワーク」立ち上げ集会 ・はじめに ・「包括的性教育推進法の制定をめざすネットワーク」の趣旨説明(事務局長: 浅井春夫)【参加費】無料【定員】Zoom:300名 会場:200名【申込方法】◆ 参加者把握のために会場参加・オンライン参加ともに以下のリンクかQRコードにて必要事項を登録してください。会場での当日参加も受け付けますが、できるだけ事前登録にご協力ください。◆ ミーティングID等はご登録いただいたメールアドレスに11月24日(金)に送ります。 こちらのチラシもご覧ください【申し込みフォーム】https://forms.gle/uausmUpsKaRFUKQaA【締め切り】11月24日12:00【問い合わせ先】性教協事務所内「包括的性教育推進法を目指すネットワーク」準備会電話:03-3379-7556(火・木13:00~14:00)メール:suishinhounet2023@gmail.com
あけび書房通信
【あけび書房通信】 第87号(2023.1.16発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あけび書房通信 第87号 2023年1月16日発行https://akebishobo.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「あけび通信」第87号 ○-●-○-●共催イベントのご案内 戦争と命の尊厳を考えるつどい○-●-○-● 志葉玲×安田純平ウクライナ侵攻1年・シリア内戦12年・イラク戦争20年の今 戦争と命の尊厳を考えるつどい 日 時 2月23日(祝・木)14:00~16:00(13:30開場)会 場 専修大学神田キャンパス7号館(大学院棟)3階731教室 〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8講 師 志葉玲(ジャーナリスト)、安田純平(ジャーナリスト)司会進行 深月ユリア(ジャーナリスト) ZOOM視聴申し込みURL https://peatix.com/event/3464948/資料代 1000円定 員 会場150人 ZOOM100人※会場参加は事前申込なしでもご参加できますが、人数把握のために事前申込いただければありがたいです(ZOOMは要事前申込)。 主 催 2.23戦争と命の尊厳を考えるつどい実行委員会共 催 人と猫の共生を図る対策会議 市民社会フォーラム あけび書房申し込み・お問い合わせ先 人と猫の共生を図る対策会議(hitotoneko@ezweb.ne.jp 080-5437-2665) 市民社会フォーラム(civilesocietyforum@gmail.com)賛同団体(1/16現在) 認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウJIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)ChalChalPEACE BOAT許すな!憲法改悪・市民連絡会草の実アカデミー(第二言論サミット)チェチェンニュース編集室*告知等で協力して下さる賛同団体を募集中です。協賛金等はいただいておりません 【イベント趣旨】 プーチンのロシアによるウクライナ侵攻から1年、 「21世紀最悪の人道危機」と言われたシリア内戦勃発から12年、 存在しなかった大量破壊兵器のために強行されたイラク戦争から20年、世界を揺るがした戦争がいずれも今年に大きな節目を迎えるにあたって、紛争地での現地取材の経験豊かな二人のジャーナリストを招いて、戦争の実態を知り、私たちに何ができるのかを考えるための集いを開催します。 長年、様々な国や地域で取材してきた講師のお二人の経験から、ウクライナとシリア、イラクという、一見、別々に見える戦争のつながりや、繰り返される戦争犯罪から、人々はもちろん、動物も含めた命を護るにはどうしたらいいのか、国連憲章や日本国憲法の視点も交え、考える集いとします。 【講師プロフィール】志葉玲(しば・れい)さんパレスチナやイラクなどの紛争地での現地取材、脱原発・自然エネルギー取材の他、入管による在日外国人への人権侵害、米軍基地問題や貧困・格差etcも取材。著書に『ウクライナ危機から問う世界と日本の平和』(あけび書房)、『難民鎖国ニッポン』、『13歳からの環境問題』(かもがわ出版)、『たたかう!ジャーナリスト宣言』(社会批評社)、共編著に『イラク戦争を知らない君たちへ』(あけび書房)、『原発依存国家』(扶桑社新書)、『イラク戦争を検証するための20の論点』(合同ブックレット)など。 安田純平(やすだ・じゅんぺい)さん1974年生まれ。一橋大学卒。信濃毎日新聞記者を経てフリー。イラク、シリア、アフガニスタンなど取材。07-08年、民間人が戦争を支えている実態をイラク軍関連施設などで料理人として働いて取材し『 戦場出稼ぎ労働者』集英社新書)を著す。12年、シリア内戦取材。15年、シリアで武装勢力に拘束され、18年、40カ月ぶりに解放。近著にいずれも共著の『検証・危険地報道』集英社新書)、『戦争取材と自己責任』(dZERO)。 【1月新刊】■『希望の共産党 期待こめた提案』有田芳生、池田香代子、内田樹、木戸衛一、佐々木寛、 津田大介、中北浩爾、中沢けい、浜矩子、古谷経衡/著定価1650円(本体価格1500円+税) 四六判並製 186頁ISBN 978-4-87154-226-5 C3031https://akebishobo.com/products/jcp 【12月新刊】■『カルト・オカルト 忍びよるトンデモの正体』左巻健男、鈴木エイト、藤倉善郎/編定価2200円(本体価格2000円+税) A5判 214頁ISBN 978-4-87154-224-1 C3036https://akebishobo.com/products/cultus ===================================================■転送転載歓迎■ご利用のメールソフトの設定上、URLが改行されて届く場合があります。その場合は、お手数ですが、修正のうえアクセスしてください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[発行]あけび書房株式会社E-mail: info@akebishobo.co.jp〒167-0054 東京都杉並区松庵3-39-13-103TEL 03-5888-4142 FAX03-5888-4448ホームページ、SNS一覧 https://linktr.ee/akebishobo━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━メールアドレス変更、配信停止はこちらからhttps://akebishobo.com/mailmagazine
【あけび書房通信】 第86号(2022.11.21発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あけび書房通信 第86号 2022年11月21日発行https://akebishobo.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「あけび通信」第86号 ○-●-○-●公開講演会のご案内 Bryan Caplan教授公開講演会"Open Borders?"○-●-○-●『国境を開こう! 移民の倫理と経済学』https://akebishobo.com/products/immigrationの著者ブライアン・カプランさんが来日して講演会がありますのでご案内します。 Bryan Caplan教授公開講演会"Open Borders?"; 12月5日18:00-20:00(於: 本郷キャンパス・福武ホール)、Bryan Caplan教授(George Mason University)を招いた公開講演会を開催いたします。この11月、Caplan教授による Open Borders: The Science and Ethics...
【あけび書房通信】 第85号(2022.11.10発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あけび書房通信 第85号 2022年11月10日発行https://akebishobo.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「あけび通信」第85号 ○-●-○-●イベントのご案内「アラブの国からのMANGA展」○-●-○-●昨日9日から15日(火)まで、神保町ブックハウスカフェ2Fギャラリーひふみにて開催です。アラブの国からのMANGA展『Exhibition of MANGA Art from Arab countries』https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0228j45xy3k21.htmlイラク戦争の検証を求めるネットワーク編『イラク戦争を知らない君たちへ』https://akebishobo.com/products/iraqも販売しています。著者の相沢さんと酒井さんが登壇のトークもありますので、ぜひご参加ください。 ☆11/11(金)☆18~19時 安田純平さん講演「私が本当に伝えたかったシリアの人々のこと」 聞き手:相沢恭行 ☆11/12(土)☆12~14時 千葉大学 酒井啓子先生「抵抗する若者は壁に絵を描く」イラク市民革命で生まれたアート ○-●-○-●新刊ご案内『若者が変えるドイツの政治』○-●-○-●木戸衛一/著1760円(税込み)46判 204ページ ISBN978-4-87154-222-7https://akebishobo.com/products/germany 33年前にベルリンの壁が崩壊した11月9日に発売いたしました。 ドイツは昨年9月の総選挙で、メルケルのキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)長期政権から政権交代し、12月に社民党のシュルツを首班に緑の党、自由民主党との3党連立政権となっています。実はこの政権交代の背景として、本書のタイトルにあるように若者が政治を変えているということがあります。スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんが呼びかけたフライデー・フォー・フューチャー(FFF)のインパクトはドイツの若者にも大きな影響を与え、2019年3月1日のグローバル気候ストには1日最大575か所に140万人が集まり、コロナ禍の2020年9月でも450か所以上で20万人が物理的距離をとりながら参加したそうです。日本のデモとは全くのけた違いで驚きます。またFFFにあきたらず気候変動危機を直接行動を訴える「最後の世代」というグループもあるそうです。 また、「ジェネレーション・レフト」という傾向があるように、ドイツの社民党と緑の党、さらに左翼党の各青年組織の左傾化もあり、大連立に反対するなど執行部を突き上げているとのこと。とくに社民党の党内選挙で副党首に選ばれたケビン・キューナート(現幹事長)は、同党青年部ユーゾスの代表として「社会主義」を掲げ「大連立構想」に反対し、党員選挙の際に2万4千人の党員拡大をして当選を果たしています。連立に加わっていない最左派の左翼党も、今年4月に明らかになったセクハラ問題について、同党青年組織「左翼の若者solid」が「フェミにスティックな左翼党のために」という公開書簡を発表し、全関係者の辞任だけでなく、<透明性ある徹底的な事実解明>、<党員が党や議員への依存関係に陥らないための「アウェアネス(きづき)構造」の義務化>などを要求したとか。こうした若者の突き上げが政権交代や政治革新をもたらしたということです。日本ではこうしたダイナミックな変化はなかなかありえないことですね。もちろん、ドイツがすごいから日本もこうすべきだという短絡的なことを言っているわけではありません。やはり、ドイツでは若者の政治意識・参加を涵養するために、政治教育をしっかりやっていることがあり、このことも紹介しています。 「ボイテルスバッハ・コンセンサス」(①圧倒の禁止、②論争性、③生徒志向)を柱として、学校での「ジュニア選挙」(模擬投票)で実際の政党名を投票させ、選挙の運営も生徒が自主的に行い、開票結果を全国的に集計し公表したりしています。学校の運営にも生徒も代表して加わる「学校協議会」もあります。ナチスを反省する歴史から学ぶとともに、民主主義の価値の重要さを教育や家庭においても学んでいるわけです。そして、それらは1968年の学生反乱による「根本的リベラル化」を通じて定着していったということです。日本の政治を変えるためのヒントが本書にあるとお勧めします。 あけび書房代表 岡林信一 【11月新刊】■『国境を開こう! 移民の経済と倫理』フランク・カプラン、ザック・ウェイナースミス/著 御立英史/訳1980円(税込)A5判 248ページ ISBN978-4-87154-223-4 ■『迫りくる核戦争の危機と私たち 「絶滅危惧種」からの脱出のために』大久保賢一/著 2420円(税込)税46判 400ページ ISBN-978-4-87154-221-0 https://akebishobo.com/products/nuclearwarfare...
【あけび書房通信】 第84号(2022.10.18発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あけび書房通信 第84号 2022年10月18日発行https://akebishobo.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「あけび通信」第84号をお届けいたします。 ○-●-○-●統一教会問題でご賛同お願い○-●-○-●キャンペーンに賛同をお願いします!「統一教会の宗教法人解散(法人格取消)を求めます」 https://chng.it/Tf8LCRjS上記キャンペーンに、あけび書房代表として賛同人を連ねています。なお、呼びかけ人の左巻健男さん、鈴木エイトさん、藤倉善郎さんも寄稿される新刊『カルト・オカルト ~あなたとまわりに忍び込む正体~』(仮題)も予定していますので、こうご期待ください。https://twitter.com/okaby/status/1581915110834343936------------------------------------------------------------------------------------------■東京と神戸で同時多発的に出版記念企画いよいよ!(10/30)伊藤千尋×志葉玲「ウクライナ危機から平和の道を考える」https://hisen.peatix.com/深草徹『9条とウクライナ問題-試練に立つ護憲派の混迷を乗り越えるために』出版記念講演https://akebishobo.com/blogs/news/event2210302------------------------------------------------------------------------------------------【10月新刊】■『全身性強皮症とともに生きる 生活の工夫』満川博美/著1100円(税込み)46判 106ページ ISBN 978-4-87154-220-3https://akebishobo.com/products/ssc 【9月既刊】■『コトノハヅル ―言の羽鶴- 影山留都散詩集』影山留都/著1320円(税込み)46判 115ページ ISBN 978-4-87154-215-9https://akebishobo.com/products/kageyama ■『首都圏の「綻び」 記者が出会った識者と考察』長竹孝夫/著1650円(税込み) 46判 181ページ ISBN 978-4-87154-219-7https://akebishobo.com/products/collapse 【8月刊】■『ウクライナ危機から問う日本と世界の平和 戦場ジャーナリストの提言』 志葉玲/著1760円(税込み) 46判 200ページ ISBN 978-4-87154-218-0 https://akebishobo.com/products/ukraine1 ■『今こそ平和を 戦争はいやだ 戦争裁判担当弁護士から』児玉勇二/著1760円(税込み)46判 212ページ ISBN 978-4-87154-216-6https://akebishobo.com/products/peace1 ■『人生100年時代のニュー・ライフスタイル 「新しい生活様式」を超えた医(移)・職・住』 川村匡由/著1540円(税込み)46判 156ページ ISBN 978-4-87154-217-3 C3036https://akebishobo.com/collections/all/products/100yearlife ===================================================■転送転載歓迎■ご利用のメールソフトの設定上、URLが改行されて届く場合があります。その場合は、お手数ですが、修正のうえアクセスしてください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[発行]あけび書房株式会社E-mail: info@akebishobo.co.jp〒167-0054 東京都杉並区松庵3-39-13-103TEL 03-5888-4142 FAX03-5888-4448ホームページ、SNS一覧 https://linktr.ee/akebishobo━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━メールアドレス変更、配信停止はこちらからhttps://akebishobo.com/mailmagazine