Skip to content
あけび書房 あけび書房
検索する
読込中
Cart
  • ホーム
  • 図書案内
  • お知らせ
  • メルマガ
  • 社会保障・数学教室について
  • 自費・共同出版案内
  • 会社案内
  • お問い合わせ
  • Home
  • / あけび書房通信
  • / 【あけび書房通信】 第85号(2022.11.10発行)

【あけび書房通信】 第85号(2022.11.10発行)

2022 / 11 / 11

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あけび書房通信 第85号  2022年11月10日発行
https://akebishobo.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「あけび通信」第85号

○-●-○-●イベントのご案内「アラブの国からのMANGA展」○-●-○-●
昨日9日から15日(火)まで、
神保町ブックハウスカフェ2Fギャラリーひふみにて開催です。アラブの国からのMANGA展『Exhibition of MANGA Art from Arab countries』
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0228j45xy3k21.htmlイラク戦争の検証を求めるネットワーク編『イラク戦争を知らない君たちへ』
https://akebishobo.com/products/iraq
も販売しています。
著者の相沢さんと酒井さんが登壇のトークもありますので、ぜひご参加ください。

☆11/11(金)☆
18~19時 安田純平さん講演「私が本当に伝えたかったシリアの人々のこと」 聞き手:相沢恭行

☆11/12(土)☆
12~14時 千葉大学 酒井啓子先生「抵抗する若者は壁に絵を描く」イラク市民革命で生まれたアート

○-●-○-●新刊ご案内『若者が変えるドイツの政治』○-●-○-●
木戸衛一/著
1760円(税込み)
46判 204ページ ISBN978-4-87154-222-7
https://akebishobo.com/products/germany

33年前にベルリンの壁が崩壊した11月9日に発売いたしました。

ドイツは昨年9月の総選挙で、メルケルのキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)長期政権から政権交代し、
12月に社民党のシュルツを首班に緑の党、自由民主党との3党連立政権となっています。
実はこの政権交代の背景として、本書のタイトルにあるように若者が政治を変えているということがあります。スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんが呼びかけたフライデー・フォー・フューチャー(FFF)のインパクトはドイツの若者にも大きな影響を与え、
2019年3月1日のグローバル気候ストには1日最大575か所に140万人が集まり、コロナ禍の2020年9月でも450か所以上で20万人が物理的距離をとりながら参加したそうです。
日本のデモとは全くのけた違いで驚きます。
またFFFにあきたらず気候変動危機を直接行動を訴える「最後の世代」というグループもあるそうです。

また、「ジェネレーション・レフト」という傾向があるように、
ドイツの社民党と緑の党、さらに左翼党の各青年組織の左傾化もあり、
大連立に反対するなど執行部を突き上げているとのこと。
とくに社民党の党内選挙で副党首に選ばれたケビン・キューナート(現幹事長)は、
同党青年部ユーゾスの代表として「社会主義」を掲げ「大連立構想」に反対し、
党員選挙の際に2万4千人の党員拡大をして当選を果たしています。連立に加わっていない最左派の左翼党も、今年4月に明らかになったセクハラ問題について、
同党青年組織「左翼の若者solid」が「フェミにスティックな左翼党のために」という公開書簡を発表し、
全関係者の辞任だけでなく、<透明性ある徹底的な事実解明>、<党員が党や議員への依存関係に陥らないための「アウェアネス(きづき)構造」の義務化>などを要求したとか。こうした若者の突き上げが政権交代や政治革新をもたらしたということです。
日本ではこうしたダイナミックな変化はなかなかありえないことですね。
もちろん、ドイツがすごいから日本もこうすべきだという短絡的なことを言っているわけではありません。
やはり、ドイツでは若者の政治意識・参加を涵養するために、政治教育をしっかりやっていることがあり、このことも紹介しています。

「ボイテルスバッハ・コンセンサス」(①圧倒の禁止、②論争性、③生徒志向)を柱として、
学校での「ジュニア選挙」(模擬投票)で実際の政党名を投票させ、選挙の運営も生徒が自主的に行い、開票結果を全国的に集計し公表したりしています。
学校の運営にも生徒も代表して加わる「学校協議会」もあります。
ナチスを反省する歴史から学ぶとともに、民主主義の価値の重要さを教育や家庭においても学んでいるわけです。
そして、それらは1968年の学生反乱による「根本的リベラル化」を通じて定着していったということです。日本の政治を変えるためのヒントが本書にあるとお勧めします。

あけび書房代表 岡林信一

【11月新刊】
■『国境を開こう! 移民の経済と倫理』
フランク・カプラン、ザック・ウェイナースミス/著 
御立英史/訳
1980円(税込)
A5判 248ページ ISBN978-4-87154-223-4  

■『迫りくる核戦争の危機と私たち 「絶滅危惧種」からの脱出のために』
大久保賢一/著 
2420円(税込)税
46判 400ページ ISBN-978-4-87154-221-0             
https://akebishobo.com/products/nuclearwarfare

■『若者が変えるドイツの政治』
木戸衛一/著
1760円(税込み)
46判 204ページ ISBN978-4-87154-222-7
https://akebishobo.com/products/germany

 

【10月新刊】
■『全身性強皮症とともに生きる 生活の工夫』
満川博美/著
1100円(税込み)
46判 106ページ ISBN978-4-87154-220-3
https://akebishobo.com/products/ssc

===================================================
■転送転載歓迎
■ご利用のメールソフトの設定上、URLが改行されて届く場合があります。そ
の場合は、お手数ですが、修正のうえアクセスしてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[発行]
あけび書房株式会社
E-mail: info@akebishobo.co.jp
〒167-0054 東京都杉並区松庵3-39-13-103
TEL 03-5888-4142 FAX03-5888-4448
ホームページ、SNS一覧 https://linktr.ee/akebishobo
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールアドレス変更、配信停止はこちらから
https://akebishobo.com/mailmagazine

SNSでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする

前の記事

2022 / 10 / 19

【あけび書房通信】 第84号(2022.10.18発行)

次の記事

2022 / 11 / 22

【あけび書房通信】 第86号(2022.11.21発行)

メニュー

  • 図書案内
  • お知らせ
  • メルマガ
  • 社会保障・数学教室について
  • 自費・共同出版案内
  • 会社案内

お問い合わせ

03-5888-4142
メールでお問い合わせ

あけび書房SNS

お支払い方法など

American Express Apple Pay Google Pay JCB Mastercard Shop Pay Visa

ご利用ガイド

返金ポリシー
プライバシーポリシー
利用規約
配送ポリシー
Copyright © 2023 あけび書房.