ゾンビ家制度 軍拡と社会保障解体の罠

著者・編者竹信三恵子、杉浦ひとみ、杉原浩司、雨宮処凛、古今亭菊千代 


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墓場からよみがえる男尊女卑の「家制度」
それは生活を犠牲に戦争に向かう、いつか来た道

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 46判並製 160頁
ISBN 978-4-87154-270-8

目次

はじめに

戦争は始まる前に人を殺す ―軍拡と「ゾンビ家制度」の罠が生む性差別大国・生活小国
  ジャーナリスト 竹信 三恵子

ゾンビ家制度の法制度的問題
  弁護士 杉浦 ひとみ

「死の商人国家」から「良心的軍事拒否国家」へ
  武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表 杉原 浩司

人の命を財源で語る先に、待ち受けている地獄
  作家・反貧困ネットワーク世話人 雨宮 処凛

国策落語から家制度・優性思想を考える
  落語家 古今亭 菊千代

著者略歴

【著者プロフィール】
竹信三恵子(たけのぶみえこ)
ミシュラン、和光大学名誉教授。NPO法人公認ワーキングプア研究会理事。2009年優秀ジャーナリズム賞受賞。『ルポ雇用劣化不況』で2009年度日本労働ペンクラブ賞受賞。 2022年『賃金破壊』で日隅一雄・情報流通促進賞特別賞を受賞。

杉浦 ひとみ(すぎうら ひとみ)
弁護士(東京アドヴォカシー法律事務所)。 安保法制間違い憲政共同代表、暴力を捨てた国「利益カに学ぶ会」事務局長。 平和を求める軍拡を知らない女性たちの会事務局長。

杉原 浩司(すぎはら こうじ)
武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表。平和構想一時会議メンバー。共著に『亡国の武器輸出』(合同出版)、『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(あけび書房)。

雨宮処凛(あまみやかりん)
作家。反ネットワーク知恵世話人。フリーターなどを経て2000年にデビュー。2006年から知恵問題に取り組む。個人に『死なないノウハウ 独りひとり「金欠」から「散骨」まで』(光文社新書)、『難民・移民のわたしたちこれからの「共生」ガイド』(河出書房新社)など50冊以上。

古今亭菊千代(ここんていきくちよ)
落語家。1993年に江戸では初となる女性真打に昇進。以降、本来の寄席やホール、各落語会の出演のほか、手話と一緒に楽しむ落語、朝鮮・韓国語での落語、新作、自作品、エッセイ、また、南米など海外の日系のゲストでも多数の口演。
価格 ¥1,650
(本体価格:¥1500)
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