
ウクライナ研究会賞「大賞」受賞記念講演 講師:加藤直樹氏(ノンフィクション作家)
■□■あけび書房協賛企画のご案内■□■
「トランプ時代にウクライナを考える意味」
ウクライナ研究会賞「大賞」受賞記念講演
講師:加藤直樹氏(ノンフィクション作家)
日時:2025年3月29日(土)13:30開場、14時開始
場所:駒込地域文化創造館 第二会議室 ★雑司ヶ谷でなく駒込です
住所:東京都豊島区駒込2-2-2
JR山手線駒込駅北口下車【徒歩約2分】
資料代:500円
主催:草の実アカデミー
協賛:あけび書房、市民社会フォーラム
※【申し込み】
以下のメールに「3月29日参加+氏名」と書いて送信お願いします。
kusanomi@notnet.jp
第5回ウクライナ研究会賞の「大賞」を受賞した加藤直樹さん(ノンフィクション作家)の受賞記念講演会を開催します。
2024年4月に刊行された加藤さんの著書『ウクライナ侵略を考える~「大国」の視線を超えて』(あけび書房、2200円+税)が評価されてのことです。
この本を読んだとき、私は完璧に近いと思いました。
講演を前に、講演者の加藤さんからメッセージをいただきました。
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米トランプ政権は、露プーチン政権との「大国同盟」へと大きく舵を切った。
今やトランプとプーチンは手を結んでウクライナへの圧迫を強めている。
ウクライナは危機的な局面を迎えている。同時に、こうした事態によって、この侵略が小国の自決権の問題であり、その背後にウクライナの人びとの抵抗の歴史があるということが、よりはっきりと見えるようになった。
ウクライナの人びとの歴史的歩みを敬意をもって理解し、その苦闘と模索が「大国同盟」時代にもつ意味を考えたい。(加藤直樹)
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加藤さんといえば、『九月、東京の路上で~ 1923年関東大震災 ジェノサイドの残響
』(ころから刊)で注目された人です。
この本からのも察せられるように、歴史修正主義に反対し、日本と東アジアの関係を洞察し、レイシズムに反対するアクティビストでもあります。
その経験を土台に、全面侵攻までウクライナについて知らなかった加藤さんが、素朴な疑問と怒りから猛勉強した末に形にしたのが、『ウクライナ侵略を考える・・・』だったのです。
ちょうと一年前に出版記念講演を実施しましたが、それから一年。トランプ政権誕生によって大きく情勢が変わる可能性があります。
講演のあとは、受賞を祝して、ワインとピザの祝賀会をやろうと考えています。どうぞご参加ください。