平和に生きる権利は国境を超える パレスチナとアフガニスタンにかかわって

著者・編者猫塚義夫・清末愛砂

世界最大の「天井のない監獄」ガザの人道危機が進む今、パレスチナとアフガニスタンの支援活動を続ける医師と法学者が現地訪問の経験から、〝平和的生存権〟と〝法の支配〟と、日本人の私たちがなすべきことを問う。

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 46判並製 184頁
ISBN 978-4-87154-245-2 C3031 ¥1600E 

目次

第1章 緊急対談 
2023年10月7日のハマスの急襲とイスラエルの軍事行動をどうみるか
猫塚義夫×清末愛砂 

第2章
北海道パレスチナ医療奉仕団の活動を支える日本国憲法
猫塚義夫

第3章
憲法研究者がなぜ国際支援活動にかかわるのか
―平和的生存権と法の支配へのこだわり
清末愛砂

第4章 対談 
医師と憲法研究者の目に映るパレスチナとアフガニスタン
猫塚義夫×清末愛砂


あとがき

著者略歴

猫塚 義夫(ねこづか・よしお)
医師。札幌生まれ。1973年に札幌医科大学卒業後、北海道勤労者医療協会に入職。以後、米国留学を含め脊椎外科と膝関節外科を中心とする整形外科医として診療と臨床研究を進めてきた。同時に学生時代から抱いてきた社会進歩への志を実践した。障碍者へのボランティア活動に始まり、「医療9条の会・北海道」幹事長(現、共同代表)となりつつ、2010年に「北海道パレスチナ医療奉仕団」を立ち上げ、現在に至る。

清末 愛砂(きよすえ・あいさ)
室蘭工業大学大学院教授。1972年生まれ。山口県出身。専門は憲法学(特に24条の平和主義)、アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力。学生時代に民主化運動をしているミャンマー(ビルマ)の学生支援などにかかわったほか、パレスチナの非暴力抵抗運動「国際連帯運動」にも参加。2012年からアフガニスタンのフェミニスト団体RAWAとの連帯活動にかかわり、現在、「RAWAと連帯する会」共同代表。パレスチナ医療奉仕団メンバー。
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