あけび書房通信
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【あけび書房通信】 第66号 (2022.3.15発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あけび書房通信 第67号 2022.3.15発行https://akebishobo.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「あけび通信」第67号をお届けいたします。 ○-●-○-●『市民と野党の共闘 未完の課題と希望』出版記念企画のご案内○-●-○-● 児玉勇二、梓澤和幸、内山新吾/編『市民と野党の共闘 未完の課題と希望』https://akebishobo.com/products/politics2出版記念企画のご案内です。 ================================== 『市民と野党の共闘 未完の課題と希望』出版記念企画戦争反対! 今こそ市民と野党の共闘-2022参院選に向けて 日 時 2022年4月3日(日)14時~16時30分会場参加 三茶キャロットタワー セミナールームAB http://www.t-build.com/build/ca/ 154-0004 東京都世田谷区太子堂4丁目1-1オンライン参加(定員90人) 要事前申込 peatixから https://shimintoyatokyoto.peatix.com主 催 『市民と野党の共闘 未完の課題と希望』出版記念企画実行委員会 あけび書房 akebishobo.comお問い合わせ info@akebishobo.com (あけび書房)参加費 無料 児玉勇二、梓澤和幸、内山新吾/編『市民と野党の共闘 未完の課題と希望』(あけび書房4月4日発売予定)の出版を記念して、「市民と野党の共闘」のさらなる発展を期するとともに、ロシアのウクライナ侵略による核戦争という人類的危機に直面している今、「戦争ができる国」への改憲阻止に向けた参議院選挙での共闘の課題をシェアします。 【プログラム(予定)】■開会挨拶 安全保障関連法に反対する学者の会発起人 広渡清吾■出版の趣旨について 市民連合めぐろせたがや運営委員 児玉勇二■戦争を利用した改憲の情勢 国分寺市市民連合共同代表 梓澤和幸■戦争の時代の今こそ市民と野党の共闘を 市民連合@新潟共同代表 佐々木寛■リレートーク 安保関連法制に反対するママの会 町田ひろみ 市民連合@やまぐち共同代表 内山新吾 安保法制違憲訴訟共同代表 杉浦ひとみ 福島県市民連合、東京5区、8区、各政党代表ほか■閉会挨拶 市民連合運営委員 中野晃一以下、目次です。はじめに第1部 2021年総選挙での共闘選挙の成果と課題 第1章 対談 市民と野党の共闘のバージョンアップに向けて 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」運営委員/上智大学教授 中野 晃一 市民連合めぐろ・せたがや運営委員/弁護士 児玉 勇二 第2章 野党共闘は問題だったのではなく未熟だった 東京都世田谷区長 保坂 展人第2部 各地での市民と野党の共闘の経験 第3章 ?政権交代?果たした市民連合@新潟の経験 市民連合@新潟共同代表/新潟国際情報大学教授 佐々木 寛 第4章 東京で勝利した市民連合の経験 6年間の「市民と野党の育ち合い」が東京での勝利を導いた 「市民と野党をつなぐ会@東京」共同代表 鈴木 国夫 東京5区 市民参加型の選挙戦で勝利 市民連合めぐろ・せたがや運営委員 渡部 公一/沢井 正代/坂本 みえこ 東京6区 コロナ禍の中、果敢にサイレント・スタンディングで投票行動を促す 市民連合めぐろ・せたがや運営委員 森 正樹 東京7区 長妻昭さん「盤石」さの秘密 選挙で変える!東京7区市民連合(ななれん)事務局長 韮澤 進 東京8区 市民の力で統一候補を作り勝利 「政治をかえる8区の会」事務局 東本 久子 東京9区 自民党にはまねのできない本気の共闘で勝利 ねりま9区みんなで選挙共同代表 伊藤 朝日太郎 第5章 2021衆院選・「ふくしま県市民連合」の総括 「ふくしま県市民連合」幹事 根本 仁 第6章 「オール沖縄」の闘い―沖縄における共闘の発展と課題― 弁護士 新垣 勉 第7章 維新「躍進」と分断の組織化―大阪維新の会の虚像と実像― 関西学院大学法学部教授 冨田 宏治 第8章 立憲野党からの連帯メッセージ この道をまっすぐ進んで行く 立憲民主党幹事長代理/東京都連幹事長 手塚 仁雄 市民と野党の共闘選挙の成果と課題 日本共産党衆議院議員/国会対策委員長代理 塩川 鉄也 「市民との共闘」で力を合わし政治を変える 社民党党首/参議院議員 福島 みずほ 市民と野党の共闘2021年衆議院議員選挙を終えて―その経験・成果と課題― 世田谷・生活者ネットワーク代表/元世田谷区議会議員 山木 きょう子 市民と野党共闘こそ希望への道 新社会党中央本部書記長 長南 博邦 2021年衆議院議員選挙の活動を鑑みて 緑の党東京都本部 高見沢 重公第2部 参議院選で改憲勢力3分の2阻止に向けて 第9章 改憲阻止の道筋 国分寺市市民連合共同代表/弁護士 梓澤 和幸 第10章 安保法制違憲訴訟のたたかい 市民連合@やまぐち共同代表/弁護士 内山 新吾 あとがき============================ 【発売中の新刊】■琴天音/著『体内時計にも個性があります』定価 1760円(税込み)46判 212ページISBN978-4-87154-203-6 C2047https://akebishobo.com/products/bodyclock ■一ノ瀬正樹、児玉一八、小波秀雄、?野徹、高橋久仁子、ナカイサヤカ、名取宏/著『科学リテラシーを磨くための7つの話―新型コロナからがん、放射線まで』定価 1980円(税込み)ISBN978-4-87154-204-3 C3040A5判 184ページhttps://akebishobo.com/products/literacy ■堀有伸/著『「ナルシシズム」から考える日本の近代と現在』定価 1540円(税込み)ISBN 978-4-87154-205-0 C303646判 156ページhttps://akebishobo.com/products/narcissism ■冨田宏治/著『維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像』定価1760円(税込み)46判 204ページISBN978-4-87154-206-7 C3031 https://akebishobo.com/products/restoration ■色平哲郎/著『農村医療から世界を診る 良いケアのために』定価 2200円(税込み)46判 378ページISBN:978-4-87154-202-9https://akebishobo.com/products/ruralmedicine 【3月20日発売予定新刊】■イラク戦争の検証を求めるネットワーク編『イラク戦争を知らないキミたちへ』定価1760円(税込み)ISBN 978-4-87154-207-4 C303146判 226ページhttps://akebishobo.com/products/iraq 【4月4日発売予定新刊】『市民と野党の共闘 未完の課題と希望』 児玉 勇二、梓澤 和幸、内山 新吾〔編〕ISBN978-4-87154-208-1 C3031 1600E定価1720円(本体価格1600円+消費税10%)https://akebishobo.com/products/politics2 ===================================================■転送転載歓迎■ご利用のメールソフトの設定上、URLが改行されて届く場合があります。その場合は、お手数ですが、修正のうえアクセスしてください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[発行]あけび書房株式会社E-mail: info@akebishobo.co.jp〒120-0015 東京都足立区足立1-10-9-703TEL 03-5888-4142 FAX03-5888-4448ホームページ、SNS一覧 https://linktr.ee/akebishobo━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━メールアドレス変更、配信停止はこちらからhttps://akebishobo.com/mailmagazine
第65号
「あけび通信」第65号をお届けいたします。 ○-●-○-●【クラウドファンディング】観たかった!今年こそ、#表現の不自由展 @東京を開催しよう!○-●-○-● 『リコール署名不正と表現の不自由』(あけび書房)もクラファンのリターンに入っています。あと40日です。観たかった!今年こそ、#表現の不自由展 @東京を開催しよう!https://camp-fire.jp/projects/556785/activities/359050?fbclid=IwAR2rvqpYF6gWEbu9CKY1aLb_BwdqL1KSW3xrAr6n346T3ermTWxL4uiUiKE#main<2021年に開催するはずだった表現の不自由展・東京は、不当な妨害行為による会場提供の拒否という理由で延期になりました。しかし表現の不自由展・東京は必ず実現させます。表現の場を奪われた作品をみなさんに鑑賞していただくため、本プロジェクトは、表現の不自由展・東京を開催するための資金を募ります。> ○-●-○-●冨田宏治さん『日刊ゲンダイ』連載「最大ゆ党 維新躍進のカラクリ」○-●-○-●『維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像』https://akebishobo.com/product/restorationと『今よみがえる丸山眞男 「開かれた社会」への政治思想入門』https://akebishobo.com/product/maruyamaの著者・冨田宏治関西学院大学教授が連載中です。ネットでも読めます。https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/4320/686 【発売中の新刊】■事天音/著『体内時計にも個性があります』定価 1760円(税込み)46判 212ページISBN978-4-87154-203-6 C2047https://akebishobo.com/product/bodyclock ■一ノ瀬正樹、児玉一八、小波秀雄、髙野徹、高橋久仁子、ナカイサヤカ、名取宏/著『科学リテラシーを磨くための7つの話―新型コロナからがん、放射線まで』定価 1980円(税込み)ISBN978-4-87154-204-3 C3040A5判 184ページhttps://akebishobo.com/product/restoration ■堀有伸/著『「ナルシシズム」から考える日本の近代と現在』定価 1540円(税込み)ISBN 978-4-87154-205-0 C303646判 156ページhttps://akebishobo.com/product/narcissism ■冨田宏治/著『維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像』定価1760円(税込み)46判 204ページISBN978-4-87154-206-7 C3031 https://akebishobo.com/product/restoration ■色平哲郎/著『農村医療から世界を診る 良いケアのために』https://akebishobo.com/product/ruralmedicine定価 2200円(税込み)46判 378ページISBN:978-4-87154-202-9 【3月20日発売予定新刊】■イラク戦争の検証を求めるネットワーク編『イラク戦争を知らないキミたちへ』定価1760円(税込み)ISBN 978-4-87154-207-4 C303146判 226ページhttps://akebishobo.com/product/iraq 【4月4日発売予定新刊】『市民と野党の共闘 未完の課題と希望』 児玉 勇二、梓澤 和幸、内山 新吾〔編〕ISBN978-4-87154-208-1 C3031 1600E定価1720円(本体価格1600円+消費税10%)https://akebishobo.com/product/politics2
第64号
「あけび通信」第64号をお届けいたします。 ○-●-○-●【動画紹介】『平和村で働いた ドイツで出会った世界の子どもたち』出版記念トーク○-●-○-● 去年11月7日にZOOMで開催した出版記念トークイベントでは、『平和村で働いた ドイツで出会った世界の子どもたち』(1540円、西谷文和、溝渕京子、川村幸輝、勝田茜、中岡麻記/著)https://akebishobo.com/product/friedensdorfの著者とともに、俳優でドイツ国際平和村大使の東ちづるさんもゲストに迎えて、参加者とディスカッションし、世界の子どもたちの平和のために私たちができることをシェアしました。特別に1か月間限定で東ちづるさんのご挨拶やコメントも含めた動画公開いたします。ぜひご覧になって、本書を手に取ってくだされば幸いです。 YouTubeに動画を公開しましたので、こちらからぜひご視聴ください。https://akebishobo.com/archives/5466 あけび書房代表 岡林信一 ○-●-○-●『体内時計にも個性があります』著者・琴天音さんのブログ○-●-○-● 昨日から発売中の『体内時計にも個性があります』https://akebishobo.com/product/bodyclockの著者・琴天音さんがブログで本書をご紹介されています。 https://ameblo.jp/koto-amane/entry-12723401145.htmlhttps://ameblo.jp/koto-amane/entry-12726683769.htmlhttps://ameblo.jp/koto-amane/entry-12729671016.html 【3月3日発売予定新刊】■『体内時計にも個性があります』/著『体内時計にも個性があります』定価 1760円(税込み)46判 212ページISBN978-4-87154-203-6 C2047https://akebishobo.com/product/bodyclock ■一ノ瀬正樹、児玉一八、小波秀雄、髙野徹、高橋久仁子、ナカイサヤカ、名取宏/著『科学リテラシーを磨くための7つの話―新型コロナからがん、放射線まで』定価 1980円(税込み)ISBN978-4-87154-204-3 C3040A5判 184ページhttps://akebishobo.com/product/restoration ■堀有伸/著『「ナルシシズム」から考える日本の近代と現在』定価 1540円(税込み)ISBN 978-4-87154-205-0 C303646判 156ページhttps://akebishobo.com/product/narcissism ■冨田宏治/著『維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像』定価1760円(税込み)46判 204ページISBN978-4-87154-206-7 C3031 https://akebishobo.com/product/restoration 【3月20日発売予定新刊】■イラク戦争の検証を求めるネットワーク編『イラク戦争を知らないキミたちへ』定価1760円(税込み)ISBN 978-4-87154-207-4 C303146判 226ページhttps://akebishobo.com/product/iraq 【4月4日発売予定新刊】『市民と野党の共闘 未完の課題と希望』 児玉 勇二、梓澤 和幸、内山 新吾〔編〕ISBN978-4-87154-208-1 C3031 1600E定価1760円(本体価格1600円+消費税10%)https://akebishobo.com/product/politics2 【好評発売中】■色平哲郎/著『農村医療から世界を診る 良いケアのために』https://akebishobo.com/product/ruralmedicine定価 2200円(税込み)46判 378ページISBN:978-4-87154-202-9
第63号
「あけび通信」第63号をお届けいたします。 ○-●-○-●【動画紹介】『平和村で働いた ドイツで出会った世界の子どもたち』出版記念トーク○-●-○-● ロシアがウクライナに軍事侵攻を始め、たくさんの子どもが戦争の犠牲にならないか、とても心配です。戦争で傷ついた世界中の子どもたちを治療しているドイツ国際平和村は、戦争や貧困で傷つく子どもがいない「平和村が必要ない世界」を目指しています。「平和村が必要ない世界」に向かうよう、私たちも一刻も早くロシアの軍事行為をやめさせるよう求めなくてはならないですね。 去年11月7日にZOOMで開催した出版記念トークイベントでは、『平和村で働いた ドイツで出会った世界の子どもたち』(1540円、西谷文和、溝渕京子、川村幸輝、勝田茜、中岡麻記/著)https://akebishobo.com/product/friedensdorfの著者とともに、俳優でドイツ国際平和村大使の東ちづるさんもゲストに迎えて、参加者とディスカッションし、世界の子どもたちの平和のために私たちができることをシェアしました。 YouTubeに動画を公開しましたので、こちらからぜひご視聴ください。https://akebishobo.com/archives/5466 あけび書房代表 岡林信一 【3月3日発売予定新刊】■琴天音/著『体内時計にも個性があります』定価 1760円(税込み)46判 212ページISBN978-4-87154-203-6 C2047https://akebishobo.com/product/bodyclock ■一ノ瀬正樹、児玉一八、小波秀雄、髙野徹、高橋久仁子、ナカイサヤカ、名取宏/著『科学リテラシーを磨くための7つの話―新型コロナからがん、放射線まで』定価 1980円(税込み)ISBN978-4-87154-204-3 C3040A5判 184ページhttps://akebishobo.com/product/restoration ■堀有伸/著『「ナルシシズム」から考える日本の近代と現在』定価 1540円(税込み)ISBN 978-4-87154-205-0 C303646判 156ページhttps://akebishobo.com/product/narcissism ■冨田宏治/著『維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像』定価1760円(税込み)46判 204ページISBN978-4-87154-206-7 C3031 https://akebishobo.com/product/restoration 【3月20日発売予定新刊】■イラク戦争の検証を求めるネットワーク編『イラク戦争を知らないキミたちへ』定価1760円(税込み)ISBN 978-4-87154-207-4 C303146判 226ページhttps://akebishobo.com/product/iraq 【好評発売中】■色平哲郎/著『農村医療から世界を診る 良いケアのために』https://akebishobo.com/product/ruralmedicine定価 2200円(税込み)46判 378ページISBN:978-4-87154-202-9
第62号
「あけび通信」第62号をお届けいたします。 ○-●-○-●【新刊ご案内】堀有伸/著『「ナルシシズム」から考える日本の近代と現在』○-●-○-●https://akebishobo.com/product/narcissism定価 1540円(税込み) 46判 156ページISBN 978-4-87154-205-0 C3036 元首相5人のEU書簡が大問題になったこともあり、https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220204-OYT1T50263/福島県民調査での甲状腺検査の見直しが国会でも質疑されるようになっていますね。https://twitter.com/cdp_kokkai/status/1494241306570530818https://twitter.com/otokita/status/1491311901309300736 山口壮環境大臣は「2021年3月に公表された報告書(UNSCEAR)の中には『被曝した子供達の間で甲状腺がんの検出数が大きく増加している原因は、放射線被曝ではなく、非常に感度が高いもしくは精度がいいスクリーニング技法がもたらした結果』と報告されている」と答弁していますが、甲状腺がんが多発見されているのはスクリーニング効果だけでなく過剰診断であるということまでは認めていません。 過剰診断をもたらし子どもの人権問題、医療の倫理問題であることは、昨夏に出した『福島の甲状腺検査と過剰診断 子どもたちのために何ができるか』(髙野 徹、緑川 早苗、大津留 晶、菊池 誠、児玉 一八/著)https://akebishobo.com/product/fukushima-3でまとめられています。また、『福島第一原発事故10年の再検証 原子力政策を批判し続けた科学者がメスを入れる』(岩井 孝、児玉 一八、舘野 淳、野口 邦和/著)https://akebishobo.com/product/fukushima-2でもこの問題に一章ついやしています。 さらに、コロナやワクチンをめぐるニセ医学や陰謀論、便乗商法とともに放射能に関連する問題にの理解を深めるテーマも盛り込んだ新刊『科学リテラシーを磨くための7つの話 新型コロナからがん、放射線まで』(一ノ瀬正樹、児玉一八、小波秀雄、髙野徹、高橋久仁子、ナカイサヤカ、名取宏/著)https://akebishobo.com/product/restorationでも、この過剰診断の問題について取り上げています。さて、原発・放射能問題というは上記ご紹介した本などで科学リテラシーを磨くことが市民に(とくに原発に反対する運動に)試されている課題だということとともに、私たち(とりあえず「日本人」とくくりますが)の精神構造の問題としてそれを変えていかなければならない課題でもあろうということです。 そうした心理学的あるいは社会病理学的な考察をまとめたものとして、福島県南相馬市の精神科医・堀有伸さんの新刊『「ナルシズム」から考える日本の近代と現代』を『科学リテラシーを磨くための7つの話』と同時発売します。 本書で目的としているのは、<私たちが直面することを避けている、逃してしまった可能性、失った命や富や名声の記憶、知識や経験・節制の不足から曝してしまった恥になるような出来事、取り返しのつかない罪などを意識から排除することなく、それを心の内側に抱えながら「これからの自分たちがどうしていくべきなのか」について、現実的に考えられるようになることです。 その先に私たちの社会の成熟があるのだろうと考えています。> まさに、件の書簡をめぐる問題にも引き付けて考えさせられます。 そして、「社会において合意形成を上手に行えないこと ~東京電力福島第一原子力発電所事故への対応について~」という章があります。 書簡では誤認しかつ稚拙に表現されている「原発事故の健康影響について、どのように考えるか」について、堀さんは次の通り応答しています。 まず、<幸いにして、2011年の事故によって飛散した放射性物質によって引き起こされた放射線被ばくが原因の、発がんなどの直接的な健康影響は軽微だと考えます。>こうした事実認識すら、書簡のトーンもそうですが反原発の一部は容認しがたいのでしょう。ここからボタンの掛け違いが起きるのです。 むしろ重大なのは、<避難生活や地域コミュニティ・地域経済に与えられた打撃による、間接的な健康影響は深刻であった>ということです。 <私は福島県南相馬市で開業している精神科の医師ですから、原発事故が関連する重症のPTSDの患者さんなどの診療を担当しています。原発事故が関係者に及ぼした「心の傷」の影響が広範であることは、深く感じざるをえません。福島県では約2300人が震災関連死と認定され、宮城県や岩手県と比べても突出して多くなっています。調査によれば、震災事故によって避難を行った老人施設や病院で、死亡率の上昇が認められています。原発事故が地域に与えた間接的な健康影響が、大きかったことは明らかです。> 放射線被ばくの直接的影響がなくとも、避難するリスクなどで数千人の震災関連死を招き今なおも精神疾患含めた健康影響がある。そうしたことは元首相の書簡では書かれていないし、実際、反原発の中ではほとんどこのことが語られない。放射能の直接的影響がないと反原発はできないのか?と疑りたくなるくらいに。 さらに、<「政府の行うことは正しい」とする「タテ社会の論理」を逆転させるだけのナルシシズムが引き起こしている問題の例>として、<原発事故後に起きた福島での甲状腺がんの過剰診断の問題>についても触れられています。『福島の甲状腺検査と過剰診断』も紹介されながら、次のように述べています。 <チェルノブイリの事故の後で、科学的に検証された放射線による健康被害は、小児の甲状腺がんの増加と精神的な問題でした。したがって福島の原発事故の後にも福島県内のすべての子どもを対象とした甲状腺がんを見つけるための超音波検査が実施されることになりました。ここには、「政府や東京電力の誤りによって生じた被害を、見落とすことなく見つけ出して指摘する」という意思と、その意思を尊重する姿勢を示したいという行政側の意図が働いていたのだと考えます。その思いには十分に共感できます。しかし結果としてこれは、治療の必要性のない病変を見つけ出し、そのための治療の負担と心理的な苦痛を子どもとその家族に与える「過剰診断」という問題を引き起こしています。検査によって癌であると判断され、手術を受けた子どもが200人を超えているのですから、その被害が軽微であるとは言えません。 この問題の詳細については、参考文献として挙げた『福島の甲状腺検査と過剰診断―子どもたちのために何ができるか』という書物を参考にしてください。このような問題が生じた要因として大きなものが2つあります。1つは、超音波検査の精度が高すぎて、微小な病変でも見つけられるようになってきたことです。もう1つは以下のような事情によります。癌の自然史についての研究が進み、たとえ癌と判断される病変であっても、その成長が極めてゆっくりであるため、一生の間放置しても深刻な害をもたらさないような癌の存在が知られるようになってきました。福島県の子どもに発見された甲状腺がんのほとんどもそのような性質のものだったのです。> よく、放射能による健康被害は何十年もたってみなければ分からないから因果関係を否定できないと言われることがありますが、そういうこととは別次元の過剰診断があるということに、上記にまとめられているように、そろそろ皆さんも理解していただきたいところですね。さらに以下。 <福島の状況を知った上で国際的な機関であるIARC(International Agency for Research on Cancer)は、2018年に「原発事故後であっても甲状腺癌の集団検診はすべきではない」という勧告を出しました。しかし、福島における甲状腺の検査は継続されています。「政府の悪逆を暴く」という大義名分があれば、科学的な知見の積み重ねに基づく指摘を無視し続けてよいのでしょうか。少なくとも、過剰診断という不利益が生じる可能性がある検査を実施するのならば、そのことの説明と、拒否してもそれが許容される雰囲気が必要です。しかし、学校で実施された検診はそのようなものではなかったようです。 「政府批判」のような形でタテ社会の論理に逆らうだけでは、根本にあるナルシシズムの問題は解決しません。福島の甲状腺の過剰診断の問題には、太平洋戦争中の日本のような、「一度決まった路線は、科学的な立場からの指摘が行われようと構わずに、変更されることなく継続する」というナルシシズムの問題がはっきりと現れています。> 『今よみがえる丸山真男 「開かれた社会」への政治思想入門』(冨田宏治、北畑淳也/著)https://akebishobo.com/product/maruyamaで取り上げられている「超国家主義」の「無責任の体系」とも相通じますね。ただ悲劇なことに、「一度決まった路線は、科学的な立場からの指摘が行われようと構わずに、変更されることなく継続する」ということは、件の書簡の問題でも同じことが繰り返されているということです。 本書での堀さんの問題提起は原発・放射能問題にとどまらない、対米従属の安全保障・外交の問題も含んだ日本社会の精神構造がふんだんに考察されていますので、ぜひお手に取って読んでいただきたいです。 あけび書房代表 岡林信一 【3月3日発売予定新刊】■琴天音/著『体内時計にも個性があります』定価 1760円(税込み)46判 212ページISBN978-4-87154-203-6 C2047https://akebishobo.com/product/bodyclock ■一ノ瀬正樹、児玉一八、小波秀雄、髙野徹、高橋久仁子、ナカイサヤカ、名取宏/著『科学リテラシーを磨くための7つの話―新型コロナからがん、放射線まで』定価 1980円(税込み)ISBN978-4-87154-204-3 C3040A5判 184ページhttps://akebishobo.com/product/restoration ■堀有伸/著『「ナルシシズム」から考える日本の近代と現在』定価 1540円(税込み)ISBN 978-4-87154-205-0 C3036 ¥1400E46判 156ページhttps://akebishobo.com/product/narcissism ■冨田宏治/著『維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像』定価1760円(税込み)46判 204ページISBN978-4-87154-206-7 C3031 https://akebishobo.com/product/restoration 【3月20日発売予定新刊】■イラク戦争の検証を求めるネットワーク編『イラク戦争を知らないキミたちへ』定価1760円(税込み)ISBN 978-4-87154-207-4 C303146判 226ページhttps://akebishobo.com/product/iraq 【好評発売中】■色平哲郎/著『農村医療から世界を診る 良いケアのために』https://akebishobo.com/product/ruralmedicine定価 2200円(税込み)46判 378ページISBN:978-4-87154-202-9
第61号
「あけび通信」第61号をお届けいたします。 ○-●-○-●【書評ご案内】色平哲郎/著『農村医療から世界を診る 良いケアのために』○-●-○-●定価 2200円(税込み)46判 378ページISBN:978-4-87154-202-9https://akebishobo.com/product/ruralmedicine 「『裏』太郎山通信」に掲載された同主筆の桂木惠さんの書評を転載いたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー医療は、より多くの人々の幸せと平和な社会に貢献すべきもの 佐久総合病院医師の色平哲郎先生の最新刊紹介です。コロナ禍のまっただ中にある今、信州の山里や大都市、そして世界中のあらゆる場で多くの人が不安と出ロの見えない閉塞感に包まれているようです。 (それでも人々はルーティンを淡々とこなし、その中にはよろこびや楽しみもしっかりとあるのですが。) そうしたこの時機に刊行された本書は、まさに時宜を得た良書といえます。 小生が一読してまっ先に感じたのは、2022年1月15日、大学共通テストの朝に起きた受験生などへの殺人未遂事件でした。容疑者は 17才の名古屋に住む高校生でした。事件の概要はマスコミで大きく報道されましたので、繰り返しません。 さて感じたことです。およそ現実的ではないかも知れませんが、件 (くだん) の少年が本書を読んでいれば事件など起こさなかったのではということなのです。あるいは、少年の身近な周りに本書のメッセージのいくつかを伝えるような大人がいてくれたら、と感じたのですね。 事件の動機を読み解く大きなキーワードとして、「東大」「医学部」「成績」があげられます。少年が前者の二つを最高に価値のあるものとしてとらえた背景には、それらを保持すれば、今の社会は自己の価値を最高のものとして評価してくれるものだと信じていたからだと推察できます。さらには高い経済的な安定も付加されることも魅力だったのかもしれません。そしてそれらを得るパスポートが「成績」であると考えていたことも伝わってきています。しかし、これらのキーワードは事件を起こした少年だけでなく、世間一般にもほぼ常識としてとらえられています。彼はそれらを得ることが思うに任せないという悲観から自己破減にも繋がりうる犯罪を起こしたことが読み解けます。(この事件に対して少年の通う高校もコメントを出しましたが、違和感がありました。「学業だけがすべてではないという指導をしていたのだが」というものでした。この高校もまた「学業」を上記の三つのキーワードでしかとらえていなかったのでしょうか。) それに対して真っ向から異を唱えているのが本書だ、と感じたのですね。 著者はまず、医学・医療は、「みんなのものであ」り、それゆえ「権威づけやお金もうけに使ってはいけない」という加藤周一のことば(本書P5・・・以下P数のみ)を引用して、医学や医療を人々をより幸せにするための社会的インフラとしてとらえています。別の言い方をすれば、難関とされる大学医学部を経て医師になったとしても、その「受益」は、個人のものでは無く広く社会に還元されなくてはならないということです。 件の少年に、「なぜ君は医師になりたいのか、なぜ東大なのか」という問いを発した親や教師が彼の周りにはいたのでしょうか。著者は、「医者らしく生きていく」のではなく「医者として食っていく」人が多い現実を悲しい目で見つめています(P139)。そのことはいっぼうで、経済格差がそのまま医療格差につながり、果てには命の格差にまでつながっていくという現実があります。件の少年には、さらに続けて「君はどんな医者になりたいのか」「医者になってどういうことをしたいのか」と突き詰めて問うべきだったと思うのです。彼の周りの大人だけを責めているのではありません。日本という国は、医学部に限らず異常に高すぎる大学授業料もあいまって、大学で学ぶことによって得られる知見や技術、ノウハウといったものを全て個人の狭い「受益」の領域に狭めてきました。教育や学間を個人や私企業の「受益」にのみ貶める風潮は、 医学だけでなく今や経済学や法学など広範囲におよんで、社会を蝕んでいます。 例えば、より多くの人々に暮らしの豊かさを保障するはずの経済学は、金儲けの手段としてのみ認知されているようですし、元来公正で平等な社会を実現し、人権保障の砦であったはずの裁判所の中には、政権への「忖度」と裁判官の栄達を最優先したのではと疑いたくなるような判決を出した事例もありました。メディアの世界にも、近年とみにそれを感じるようになった方も多いと思います。小生の長く関わってきた教育の世界でもそうした流れとは無縁では無いでしょう。心したいと思います。 しかし、この「何のためにその職業を選んだのか」「どんな〇〇 (職業や立場) になりたいのか」と最も厳しく問われなければならないのは、或いは私たちが問うべきは政治家だと思うのです。とりわけ政権政党に所属してる政治家やその意を受けて動いている官僚には、よりいっそう糺したいと思うのです。なぜなら、この国で暮らす人々の命とくらし、そして未来を握っているからです。17才少年の刃は、彼らこそ受け止めるべきだったのではと思うのです。 著書の本業は内科医ですが、その興味や研究対象は、社会学から経済学・歴史学から政治にいたるまで縦横に広がります。医学や医療が直面している問題ではあっても、専門領域だけではカバーしきれないし解決の糸口すらっかめないことを、日々の臨床で感じているからです。例えば今目前にある極めて深刻なコロナ禍を収東させるためにも、医療従事者はもちろん政治家や官僚、経済学はもちろん哲学や歴史学の知見も必要とされることを例証しています。筆者が引用しているJ. Sミルの「経済学者でしかない人は、おそらくよい経済学者ではない」 (P9)は、至言です。 著者の勤務する佐久総合病院の究極の目標は、「医療を通じての民主化」 (P140) だといいます。それはまた、創設者であり著者の敬愛してやまない若月俊一名誉院長の目指したものでもあります。戦争の惨禍を知り尽くしていた若月の言葉、「私たちが健康の問題を懸命に取り上げているのは、 それが平和の問題に大きく結びっくからこそである」(P103)は、私たちの胸にも深く響きます。若月名誉院長の名を冠した若月賞を2002 年に受賞したのは、アフガニスタンで奉仕活動中テロリストによって殺害された中村哲医師でした。彼が受賞スピーチで語った「まず生きていなければ病気も治せない」 (P281) は、常に戦禍に晒されている場所で献身的に働いてきたからこその強い心の叫びでした。政権中枢の政治家たちの何人が、この言葉を真摯に聞こうとしたでしょうか。 本書のテーマは直接的には医学や医療に関わるものですが、そこで語られる問題点や解決に向けてのヒントは、普遍性を持っています。糸口のヒントは、 もう一つの「プランB」といえるかもしれません。「プランB」 とは兪炳匡(ゆうへいきょう) 医師の造語(『日本再生のための「プランB」』集英社新書2021) です。今日の大きな社会問題にまでなっている経済格差による不都合な現実を直視し、「日本に住む全住民の衣食住を充足させる」(P336) ための提言です。ちなみに兪炳匡医師は医療経済学者でもあります。著者に薦められて小生も本書を読みましたが、付箋だらけになりました。 さて、コロナ禍による死亡者です。日本政府やメディアはあまり報道していませんが、著者は東アジア・オセアニア諸国の中で突出して多い (P330) と指摘します。理由の一つとして、 日本社会の構造的な欠陥をあげています。それは、「専門家自治」がなく、医療従事者も患者も国家による支配の対象としてしか位置づけられていないという社会のあり様の問題です。こうした国家をトップとする上下関係では、国民の権利や利益は守られないという指摘は重要です。今も起きている 「自宅療養」という名の国家による患者の放置は、すべての国民が等しく医療を等しく受ける権利があるという基本的視点が欠落していたからだといえます。 こうした事態を改善するための責務は、社会全体に帰せられています。国家による上意下達が「専門家自治」を奪い取り、社会全体の利益を損なっているという事例は他にも多々あるからです。その一つが教育です。例えば2022年4月からそれまでの日本史や世界史という科目がなくなり「歴史総合」が新設されるのですが、問題にしたいのはその是非ではなく決定過程です。今回の指導要領改定による教科再編に限らず日本の教育行政すべてにわたって実質的に決定に関わってきたのが中央教育審議会(中教審)です。 同会は「学識経験者」を中心とした文部科学大臣の諮問機関ですが、委員に指名された30名のうち最も多いのが大学関係者です。続いて知事や教育委員会などの行政職、中学校長や高校長などの管理職となっています。驚くことに、小中高で普段生徒に接している教員が一人もいないのです。ここでも「専門家自治」のないところで教育の根幹が決められているのですね。ちなみに中教審会長は第一生命会長です。 「歴史戦」といった挑発的な物言いで植民地支配や侵略戦争の史実を覆い隠し、歴史の捏造までする政治勢力もまた、同種かもしれません。研究者による長期にわたる学問の積み重ねやていねいな史料解読などの学問的成果を一顧だにせず、 国家の力で自己の偏狭なイデオロギーの下に置こうとしているのですから。 著者は所謂旧帝大医学部出身の医師という経歴ですが、決してその属性に寄りかかりません。それどころか誰からも貪欲に学ぼうというスタンスを堅持しつつ必死に「プランB」を模索しています。 そのいっぼうで、読者に対して厳しい「叱咤激励」のメッセージも発しています。「農民の問題は農民自身の組織によって解決する」ことが「基本姿勢」だという若月のことば(P3) を引きながら、眼前の問題はその当事者がまず組織的に動くことの重要性を訴えています。重篤な病気にかかったかのような今の社会に大きな不満と不安を抱えてている人々に向けて、「ではあなたはその解決に向けて何をしようとしているのですか」と問いかけ、座視することを戒めているかのようです。 拙稿の締めくくりに、述べておきたいことがあります。それは、深刻で明るい出ロの見えにくい問題を語りながらも本書の読後感はさわやかだということです。理由は大きく二つあります。まず一つは、著者自身あれこれ迷い戸惑いながら生きているという、いわば人としての弱さを隠していないという点です。そこには、 同じ弱い人間同士助け合っていきましょうという暖かいメッセージも込められています。もうひとつは、若月名誉院長はじめ尊敬し信頼しうる多くの人々との出会いから生まれた確かなオプチミズムを読みとることができる点です。 前述した17才少年にこそ読んで欲しかった、改めてそう感じた次第です。 ※紙幅の都合でここで筆を置きますが、書きたかったことはもっとあるのです。 【3月3日発売予定新刊】■琴天音/著『体内時計にも個性があります』定価 1760円(税込み)46判 212ページISBN978-4-87154-203-6 C2047https://akebishobo.com/product/bodyclock ■一ノ瀬正樹、児玉一八、小波秀雄、髙野徹、高橋久仁子、ナカイサヤカ、名取宏/著『科学リテラシーを磨くための7つの話―新型コロナからがん、放射線まで』定価 1980円(税込み)ISBN978-4-87154-204-3 C3040A5判 184ページhttps://akebishobo.com/product/restoration ■堀有伸/著『「ナルシシズム」から考える日本の近代と現在』定価 1540円(税込み)ISBN 978-4-87154-205-0 C3036 ¥1400E46判 156ページhttps://akebishobo.com/product/narcissism■冨田宏治/著『維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像』定価1760円(税込み)46判 204ページISBN978-4-87154-206-7 C3031 https://akebishobo.com/product/restoration 【3月20日発売予定新刊】■イラク戦争の検証を求めるネットワーク編『イラク戦争を知らないキミたちへ』定価1760円(税込み)ISBN 978-4-87154-207-4 C303146判 226ページhttps://akebishobo.com/product/iraq 【好評発売中】■色平哲郎/著『農村医療から世界を診る 良いケアのために』https://akebishobo.com/product/ruralmedicine定価 2200円(税込み)46判 378ページISBN:978-4-87154-202-9