樹液を吸い取る政治 医療・社会保障充実を阻むものとの訣別へ

商品情報

発売日	2023年10月19日
サイズ・ページ数	A5判並製　208頁
ISBN	978-4-87154-238-8　c3031

目次

はじめに

第１章 〝樹液を吸い取る政治〟にメスを入れる
１　医療制度の問題に気づくまで／２　高岡善人先生との出会い／３　医療費抑制で樹液を吸い取る／４　日本は医師の絶対数が不足／５　医療事故と過労死の背景

第２章　日本の低投票率を診断する
１　このままでは日本は消滅する／２　日本の歴史から振り返る／３　だまされやすい国民性／４　世界から遅れた教育／５　あきらめが肝心でもあきらめない
　
第３章　増悪する軍拡と医療崩壊の合併症
１　樹液を吸い取る政治が日本の侵略戦争の根本に／２　憲法９条は徐々に変質／　　　３　悩ましい国民性を診断する／４　忖度するメディア

第４章　医療再生の処方せん
１　一丁目一番地は医師数不足の解決／２　医師の働き方改革実現のために／３　医学教育見直し／４　家庭医制度の導入／５　医療人が変わらなければ／６　社会的共通資本、プランＢとしての医療／７　医療基本法・患者の権利法制定

著者略歴

本田 宏（ほんだ ひろし）
1954年福島県郡山市生まれ、1979年国立弘前大学医学部卒、1989年埼玉県済生会栗橋病院外科部長、2015年3月外科医引退。現在NPO法人医療制度研究会理事長、日本医学会連合労働環境検討委員会委員など。