「日本左翼史」に挑む 私の日本共産党論

著者・編者大塚 茂樹


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商品情報

発売日
ISBN 978-4-87154-229-6 c3031 1800E

目次

 第1章 マルクス主義は輝いていたか
 第2章 戦後学生運動の渦をみつめる
 第3章 なぜ働く者は社会変革を実現できないのか
 第4章 されど左翼は大敗北ではない?!
 第5章 日本共産党の深部を描く
 第6章 一つの歌と人びとの記

推薦

池上彰・佐藤優『日本の左翼』三部作の読み込みを背景に、該博な知識と体験によってよみがえる戦後史の一断面。日本にも熱い時代があった。私の理解では、そこに生き、闘った、あまたの「小さきもの」(渡辺京二)を根底においた視点がいい。「日本共産党の深部を描く」は圧巻で、とくに回想である「一つの歌と人びとの記」に余韻が残った。 
有田芳生(ジャーナリスト、前参議院議員)

日本共産党とは何なのか。左翼に再生の道筋はあるのか。その絶望の淵で、元岩波書店の敏腕編集者が豊富な知識と自らの体験に基づいて思索する。読み進めると徐々に引き込まれていく。『小説 岩波書店取材日記』で話題を呼んだ著者による体験的左翼論。また一つ、新たな共産党論が登場した!
中北浩爾(一橋大学教授、政治学者)

著者略歴

大塚 茂樹(おおつか しげき)
 1957年生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学第一文学部卒業。立教大学大学院(修士中退)で日本現代史を専攻。主な職歴として、2014年の早期退職まで岩波書店で岩波現代文庫、単行本、『世界』、ブックレットなどの編集に従事。戦前・戦後の左翼運動を描いた主著は、『ある歓喜の歌―小松雄一郎・嵐の時代にベートーヴェンを求めて』(同時代社)。その他の主著に『原爆にも部落差別にも負けなかった人びと―広島・小さな町の戦後史』(かもがわ出版、第22回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞)、『心さわぐ憲法9条―護憲派が問われている』(花伝社)、『まどうてくれ―藤居平一・被爆者と生きる』(旬報社)。
 筆名・中野慶で小説・児童文学を執筆。主著に『小説 岩波書店取材日記』『軍馬と楕円球』(かもがわ出版)、『やんばる君』(童心社)。
 1968年、小学生としてベトナム反戦運動、沖縄問題への関心で社会運動に参加。以後、運動の現場を離れることなく現在に至る。
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