香焼町奮戦記

著者・編者坂井孟一郎、岩本伉 著 / 清水秀記 写真

憲法を暮らしに生かす町
「憲法を暮らしに生かす町」として名高い香焼町。三菱独占の城下町でありながら、戦後一貫して革新民主町政を進める香焼町。会社、右翼、勝共連合などが一体となっての革新町政転覆攻撃のすさまじさ、それと真正面から闘い、革新調整を守り発展させつづける町民たち。「日本地方自治の奇跡」といわれるこの町のドラマと住民本位の町政の中身を、町長らが記す迫力と感動のドキュメント。日本図書館協議会選定図書!

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 B6判/271頁
ISBN 4-900423-08-4

目次

はしがきにかえて
1 町長さんは何期目?――地域住民とともに三分の一世紀
2 暗天に遠雷を聞く――戦後政治の縮刷版
3 中華料理につづいてフランス料理――地域開発と自治体の自律神経
4 イーオスの琴によせて――自然の声と行政の耳
5 長崎に北山杉を植える?――開発行政と奪われる側の論理
6 町づくりのロマンティシズム――住民本位と行政の主体性
7 子どもたちよ、未来は美しい――住民要求と行政の限界性
8 香焼町のアウトライン――どこに憲法の光は当てられたか
9 自分の親を老人ホームにいれるか?――“地方行政の心”というもの
10 権利のまえに眠ることなかれ――地方公務員の苦悩と栄光
11 人間が福祉をつくる――新しい地域保健医療をめざして
12 教育権に憲法の光を――義務教育無償を実践する
13 緑の心に緑の未来――真実は風雪に耐えて勝利する
資料編
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