原発の町から普通の町に ドイツはなぜ、脱原発できたのか?

著者・編者ふくもとまさお


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脱原発には、長いプロセスが求められる
そのために必要なのは何か?
原発が止まっても原発の遺産からは解放されない

ドイツが脱原発できたことから日本が学ぶべきことを伝える

本書は、持続可能な森林管理を認証するFSCマーク付きの紙を使っています

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商品情報

発売日
サイズ・ページ数 46判並製 120ページ
ISBN 978-4-87154-276-0

目次

第1章 政治的プロセス
  1 ドイツはフクシマ原発事故で、脱原発を決めたわけではない
  2 ドイツの脱原発の芽はどこにあったのか
  3 チェルノブイリ原発事故の影響
  4 ドイツは原子力産業を救済しようとした
  5 ドイツ政府が電力業界と脱原発で合意
  6 脱原発で電力業界と合意を求めたのはなぜか
  7 脱原発までの稼働期間を32年としたのはなぜか
  8 残発電電力量で脱原発時期を決める問題と利点

 第2章 社会の変化
  9 反原発運動から抗議文化へ
  10 脱原発への意識が一般市民に定着する
  11 電力会社も変わらなければならない

 第3章 これからの課題
  12 原発が止まれば脱原発を達成できたのか
 コラム1:ドイツの最終処分地選定の試み
  13 ドイツから見た日本の最終処分地選定への疑問
  14 日本でも脱原発できる
  15 脱原発における独日の根本的な違い
  16 ドイツで原発が復活する可能性はあるか
 コラム2:急激な原発拡大は自殺行為
  17 脱原発が電気料金の高騰と電気の輸入をもたらしたのか
  18 原発の町から普通の町に
  19 原発を記念碑として残すべきか?
  20 最終処分図書を保管する
  21 ドイツの脱原発から何を学ぶ?
  22 核エネルギー市民対話
  23 今だからこそ、脱原発について考える

 24 紙の本出版にあたり

 資料
  25 ドイツの実証炉と商用炉一覧と廃炉の状況
  26 参考文献

著者略歴

ジャーナリスト、ライター。ドイツ・ベルリン在住。
 1985年から在独。はじめの6年間は東ドイツで生活。
 著書に、『ドイツ・低線量被曝から28年  チェルノブイリはおわっていない』、『小さな革命 東ドイツ市民の体験』(いずれも言叢社刊)、『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね 「小さな平和」を求めて ポツダム・トルーマンハウスとヒロシマ・ナガサキ広場の記録』『検証:ドイツはなぜ、脱原発できたのか?』(いずれも電子書籍)、など。
 ホームページ:ベルリン@対話工房(https://taiwakobo.de)
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