インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争

著者・編者ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員会


出版社からのお知らせ

勝利・解放80年の今こそ、インターセクショナリティから国家責任を問う


 本書は、インターセクショナリティの視点から、戦争や植民地支配の歴史を捉えながら、現代に至るまで継続する差別や不平等の構造を理解することを目的としている
 。補償無しのまま、日本政府は軍拡を進めています。 その中で、日本の戦争責任・植民地支配責任の歴史のみならず、日本の戦争責任・植民地支配責任の現在を考えるための一冊として、本書が多くの人に認められることを心から望んでいます。

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商品情報

発売日
サイズ・ページ数 220
ISBN 978-4-87154-282-1

目次

序 章 対談 戦後75年、戦争の記憶をどう継承するか?  吉田 裕/梁・永山 聡子
第1章 国家謝罪なきフィールドを調査する―日本軍性暴力被害者の名誉回復運動 熱田 敬子
第2章 日韓の歴史をたどる 土地の収奪 洪 昌極
第3章 裴奉奇さんを記憶する―朝鮮半島の分断を超えて 朴金 優綺
第4章 人探しの2・28―ジェンダーと国家暴力、責任の問題 沈 秀華(翻訳 熱田 敬子)
第5章 日本占領地香港とその周辺 和仁 廉夫
第6章 近代日本の戦争障がい者 松田 英里
終 章 日本軍兵士の戦争トラウマ 中村 江里(聞き手 梁・永山 聡子)

著者略歴

 東京に事務所を置く、インターセクショナル・フェミニズム運動のNGO。主としてインターセクショナル・フェミニズムをテーマとしたアートや演劇、映画やカフェイベントを企画・開催するゆる・ふぇみカフェ(2014年設立)と、講座・研究・調査・出版・アドボカシー活動を担うふぇみ・ゼミ(2017年設立)の2つの団体が共同で、現在のふぇみ・ゼミ&カフェを立ちあげる。2022年に一般社団法人として登記。
 運営委員は熱田敬子、飯野由里子、梁・永山聡子、伊勢さちこ。
価格 ¥1,870
(本体価格:¥1700)
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