著者略歴
岩井 孝(いわい たかし)
1956年千葉県香取郡東庄町生まれ。1979年京都大学工学部原子核工学科卒業、1981年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。専攻は原子核工学。1981年日本原子力研究所入所。主に高速増殖炉用プルトニウム燃料の研究に従事。統合により改称された日本原子力研究開発機構を2015年に退職。現在、日本科学者会議原子力問題研究委員会委員長。
著書:共著に『どうするプルトニウム』(リベルタ出版)、『福島第一原発事故10年の再検証』(あけび書房)など。
歌川 学(うたがわ まなぶ)
1964年東京都杉並区生まれ。1989年東北大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程前期修了。博士(工学)。専攻は機械工学。産業技術総合研究所主任研究員。温暖化対策の技術選択評価、国と地域の脱炭素転換・省エネ・再エネ普及シナリオ研究に従事。
著書:単著に『スマート省エネ』(東洋書店)、共著に『産官学民コラボレーションによる環境創出』(本の泉社)、『炭素排出ゼロ時代の地域分散型エネルギーシステム』(日本評論社)、『入門再生可能エネルギーと電力システム』(同)、『地域分散型エネルギーシステム』(同)、『エネルギー自立と持続可能な地域づくり』(昭和堂)など。
児玉 一八(こだま かずや)
1960年福井県武生市生まれ。1980年金沢大学理学部化学科在学中に第1種放射線取扱主任者免状を取得。1984年金沢大学大学院理学研究科修士課程修了、1988年金沢大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士、理学修士。専攻は生物化学、分子生物学。現在、核・エネルギー問題情報センター理事、原発問題住民運動全国連絡センター代表委員。
著書:単著に『活断層上の欠陥原子炉 志賀原発』(東洋書店)、『身近にあふれる「放射線」が3時間でわかる本』(明日香出版社)、共著に『放射線被曝の理科・社会』(かもがわ出版)、『しあわせになるための「福島差別」論』(同)、『福島第一原発事故10年の再検証』(あけび書房)、『福島の甲状腺検査と過剰診断』(同)、『科学リテラシーを磨くための7つの話』(同)など。
舘野 淳(たての じゅん)
1936年旧奉天市生まれ。1959年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。日本原子力研究所員を経て、1997年から中央大学商学部教授。2007年中央大学退職。現在、核・エネルギー問題情報センター事務局長。
著書:単著に『廃炉時代が始まった』(朝日新聞社、リーダーズノート社)、『シビアアクシデントの脅威』(東洋書店)、共著に『地球をまわる放射能-核燃料サイクルと原発』(大月書店)、『Q&Aプルトニウム』(リベルタ出版)、『動燃、核燃、2000年』(同)、『徹底解明東海村臨界事故』(新日本出版社)、『原発より危険な六ケ所再処理工場』(本の泉社)、『原発再稼働適合性審査を批判する』(同)、『福島第一原発事故10年の再検証』(あけび書房)など。
野口 邦和(のぐち くにかず)
1952年千葉県佐原市生まれ。1975年東京教育大学理学部卒業、1977年東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。理学博士(日本大学)。専攻は放射化学、放射線防護学、環境放射線学。元日本大学准教授、元福島大学客員教授、元福島県本宮市放射線健康リスク管理アドバイザー(2011~2021年)。現在、原水爆禁止世界大会実行委員会運営委員会共同代表、非核の政府を求める会常任世話人、日本大学大学院理工学研究科非常勤講師など。
著書:単著に『山と空と放射線』(リベルタ出版)、『放射能事件ファイル』(新日本出版社)、『放射能のはなし』(同)、共著に『放射線被曝の理科・社会』(かもがわ出版)、『しあわせになるための「福島差別」論』(同)、『北朝鮮の核攻撃がよくわかる本』(宝島社)、『福島第一原発事故10年の再検証』(あけび書房)など。
和田 武(わだ たけし)
1941年和歌山市生まれ。1965年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。同年住友化学工業(株)中央研究所、愛知大学教授を経て1996年立命館大学教授、同特別招聘教授(2006~2008年)、日本環境学会会長(2009~2013年)、経済産業省「調達価格等算定委員会」委員(2011~2015年)。現在、和歌山大学経済学部客員教授、自然エネルギー市民の会代表。
著書:単著に『地球環境論』(創元社)、『飛躍するドイツの再生可能エネルギー』(同)、『再生可能エネルギー100%時代の到来』(あけび書房)、『環境と平和』(同)、『市民・地域主導の再生可能エネルギー普及戦略』(かもがわ出版)、共著に『地球環境保全論』(創元社)、『拡大する世界の再生可能エネルギー』(世界思想社)、『市民・地域共同発電所のつくり方』(かもがわ出版)など。