仏教における女性差別を考える

著者・編者源淳子/著

―親鸞とジェンダー
寺に生まれ、仏教研究者、そしてジェンダー研究者である筆者。人間親鸞をこよなく敬愛するがゆえに、宗教的自立を探究するがゆえに、親鸞における、そして仏教界における女性差別を鋭く問いただす。日本人の女性差別観の根本を明らかにする画期的な一冊。
「親鸞は、わたしが浄土真宗本願寺派の寺に生まれたときから身近なものでした。その親鸞、仏教をジェンダーの視点で考えることができたのも、フェミニズムのおかげです。ジェンダーの視点をもちながら、親鸞思想をよりどころとして生きてきました」(本書「はじめに」より)

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 四六判/176頁
ISBN 978-4-87154-176-3

目次

はじめに
第1章 東本願寺ギャラリー展での女性差別問題
① 経過
②「大谷派の女性差別を考えるおんなたちの会」シンポジウム
③ 真宗女性のつながり
第2章 わたしのターニングポイント ―フェミニズムとの出逢い
① 専業主婦
② フェミニズムとの出逢い
③「女人五障」
④「変成男子」
第3章 ジェンダーの視点で学んだわたしの課題
① 家制度
② 檀家制度下における業論
第4章 「女人禁制」
① 穢れ
②「女人五障」も「女人禁制」
第5章 親鸞思想とわたし
① 親鸞との出逢い
② 世俗と仏法
第6章 宗教的自立
① 宗教的自立を阻むもの
② 宗教的自立とは


あとがき

著者略歴

源 淳子(みなもと じゅんこ)

1947年、島根県奥出雲町の浄土真宗本願寺派の寺に生まれる。
龍谷大学大学院修士課程修了、大谷大学大学院博士課程満期退学。
得度により僧籍を持つ。
専門は、フェミニズムの視点で日本の仏教をはじめ宗教における女性差別の研究を続ける。

【単著】
『鎌倉浄土教と女性』(永田文昌堂、1981年)、『仏教と性』(三一書房、1996年)、『フェミニズムが問う仏教』(三一書房、1996年)、『フェミニズムが問う王権と仏教』(三一書房、1998年)、『「母」たちの戦争と平和』(三一書房、2008年)、『自分らしい終末や葬儀の生前準備―「生老病死」を考える』(あけび書房、2017年)

【編著】
『「女人禁制」Q&A』(解放出版社、2005年)

【共著】
『女性と東西思想』(勁草書房、1985年)、『性差別する仏教』(法蔵館、1990年)、『日本的セクシュアリティ』(法蔵館、1991年)、『解体する仏教』(大東出版社、1994年)、『加害の精神構造と戦後責任』(緑風出版、2000年)、『現代の「女人禁制」』(解放出版社、2011年)、など
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