これからの社会主義入門 環境の世紀における批判的マルクス主義

著者・編者田上孝一

あくなき利潤追求で地球環境問題を生み出し、人類文明の危機にある資本主義。
これを乗り超え、疎外から解放された共同社会へ。
マルクスの哲学を批判的に継承し、社会主義の可能性を探る。

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商品情報

発売日
ISBN 978-4-87154-248-7 C3031 ¥1800E

目次

第1章 今なぜ社会主義なのか
第2章 社会主義をどう位置付けるか
第3章 マルクス以前の社会主義思潮
第4章 マルクスの社会主義思想
第5章 レーニンからスターリンへ
第6章 ソ連とは何だったのか
第7章 旧ユーゴスラヴィアの教訓
第8章 中国をどう見るか
第9章 モリスとオルタナティヴ社会主義
第10章 環境の世紀におけるマルクス

著者略歴

田上 孝一(たがみ・こういち)
1967年東京生まれ。社会主義理論学会事務局長、立正大学人文科学研究所研究員、日本文藝家協会会員。哲学・倫理学専攻。1989年法政大学文学部哲学科卒業、1991年立正大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了、2000年博士(文学)。著書に『マルクス疎外論の視座』(本の泉社)、『マルクス哲学入門』(社会評論社)、『本当にわかる倫理学』(日本実業出版社)、『はじめての動物倫理学』(集英社新書)、『マルクスの名言力:パンチラインで読むマルクス入門』(晶文社)、『原子論の可能性:近現代哲学における古代的思惟の反響』(共編著、法政大学出版局)などがある。
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