著者略歴
金平 茂紀(かねひら しげのり)
ジャーナリスト。テレビ報道記者、キャスター。1953年北海道生まれ。東京大学文学部社会学科卒業後、1977年TBS入社。社会部、『ニュースコープ』副編集長、モスクワ支局長、ワシントン支局長、『筑紫哲也NEWS23』編集長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを歴任。2010年、米国より帰国し、同年10月より日下部正樹と共に『報道特集』のメインキャスターを務めている。2004年度「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞。その他番組を通じて、ギャラクシー賞、JCJ賞など受賞。早稲田大学大学院客員教授。
著書:『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『テレビニュースは終わらない』(集英社新書)、『二十三時的』(スイッチパブリッシング)など。
共著書:『テレビはなぜおかしくなったのか』(高文研。永田浩三、水島宏明、五十嵐仁)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店。保阪正康、東郷和彦、江田憲司、鈴木邦男、宇野常寛)、『沖縄密約をあばく』(日本評論社。沖縄密約情報公開訴訟原告団編)など。
鳩山 友紀夫(由紀夫)(はとやま ゆきお)
元内閣総理大臣、東アジア共同体研究所理事長、日本友愛協会理事長。1947年生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業、スタンフォード大学工学部博士課程修了。東京工業大学経営工学科助手、専修大学経営学部助教授を務める。1986年、総選挙で旧北海道4区(現9区)から出馬、初当選。93年に自民党離党、新党さきがけ結党に参加。細川護熙内閣で官房副長官を務める。96年、鳩山邦夫らとともに民主党を結党。菅直人とともに代表に就任。98年に旧民主党、民政党、新党友愛、民主改革連合の4党により(新)民主党を結党。幹事長代理に就任。99年、民主党代表に就任。2005年、民主党幹事長に就任し、前原誠司、岡田克也、小沢一郎と3人の代表を支える。09年5月に民主党代表に就任。同年9月に第93代内閣総理大臣に就任(2010年6月退任)。2013年3月、一般財団法人東アジア共同体研究所を設立、理事長に就任。
著書:『新憲法試案』(PHP研究所)、共著『「対米従属」という宿痾』(飛鳥新社)、『なぜ、いま東アジア共同体なのか』(花伝社)など。
孫崎 享(まごさき うける)
東アジア共同体研究所所長。1943年旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退、外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダ(公使)勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002年より防衛大学校教授。この間公共政策学科長、人文社会学群長を歴任。2009年3月退官。
著書:『戦後史の正体』(創元社)、『日米開戦の正体』(祥伝社)、『日本の国境問題―尖閣・竹島・北方領土―』(筑摩書房)、『小説外務省―尖閣問題の正体』、『小説外務省Ⅱ―陰謀渦巻く中東』(共に現代書館)など。