政治のロジックを問いただす 批判的合理主義の観点から

著者・編者小河原誠


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右傾化する政治状況に対し新しい視野を示す。
〝批判的合理主義〟は政治に対する原理的にして最良のチチョローネ(案内人)である。

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 288
ISBN 978-4-87154-293-7

目次

第1章 理由といってもどんな理由なの?
 ―「なぜ」と問うのではなく、「どうなるか」を問え―
第2章 両論併記をこえる途 報道は反証主義の立場で
 ―報道は中立・公平でなければいけないのか―
第3章 「……すべし」と「……できない」、そして「……するつもり」
第4章 パラドックスまがいのことでも避けましょう
第5章 陰謀論を思想史の文脈で見る
第6章 不正選挙論はどこが間違っているのか
第7章 弁証法をとらえ直す
第8章 定義はものごとを明確にするか
第9章 賛成の数が多いといっても何ひとつ価値のある証拠にはならない

著者略歴

小河原 誠(こがわら まこと)
1947年日立市生まれ。東北大学大学院博士課程満期退学、鹿児島大学教授、北里大学教授歴任。著書『ポパー 第二版』(ちくま学芸文庫)、『討論的理性批判の冒険』(未來社)、『反証主義』(東北大学出版会)、『読み書きの技法』(ちくま新書)。訳書(共訳を含む)W・W・バートリー『ウィトゲンシュタインと同性愛』、『ポパー哲学の挑戦』、K・R・ポパー著、『実在論と科学の目的』(上、下)、『開かれた宇宙』、『量子論と物理学の分裂』、『開かれた社会とその敵』(岩波文庫)、『よりよき世界を求めて』、『フレームワークの神話』など。
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