私がタバコをやめた理由(ワケ)

著者・編者荻野寿美子/著

―タバコ百害問答
「何故タバコを吸い始めたのか」「タバコを吸っていて、どうだったのか」
「何故、タバコをやめたのか」「タバコをやめてどうですか」を
タバコをやめた方10人にインタビューしました。人それぞれです。
しかし、「タバコをやめて良かった!」はみなさんの共通した大きな声でした。
タバコのやめ方の知恵もいっぱいです。
そして、受動喫煙、3次喫煙などタバコの恐ろしさを分かりやすく説きます。
日本のようなタバコの過剰宣伝、たばこ産業自体が分煙のためと称して灰皿などを自治体・公共施設に配布することなどは、国際条約や欧米では許されていません。
たばこ産業への官僚の天下りなどもびっくりです。
目からウロコの一冊!

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商品情報

発売日
サイズ・ページ数 四六判/176頁
ISBN 978-4-87154-146-6

目次

はじめに

●エピソード1 稲毛登紀夫さん(仮名)59歳・男性
心筋梗塞で突然倒れて…

タバコと心筋梗塞/喫煙指数
タバコは全身病/タバコ煙は毒ガスと同じ
タバコをやめたら

●エピソード2 福島あづささん(仮名)74歳・女性
煙は人に迷惑を掛けているんです

タバコを吸う「きっかけ」1位は好奇心
子供の喫煙に甘い日本の大人/タバコは美容の大敵
タバコは老化促進サプリメント

●エピソード3 佐上泰貴さん(仮名)58歳・男性
喫煙者の父が肺がんに

病気になってもやめられないタバコ/医療従事者の喫煙
恐るべし、ニコチンの魔力

●エピソード4 松前遼二さん(仮名)59歳・男性
1箱1000円とか2000円にすればいい

喫煙者は臭い/健康増進法の施行
飲食店や宿泊施設の受動喫煙対策/職場での受動喫煙対策
2020年を目指して

●エピソード5 久保則之さん(あけび書房株式会社代表)67歳・男性
「タバコはかっこいい」がきっかけだったが…

タバコの宣伝効果/タバコに対するイメージ転換
ターゲットは未来の喫煙者/FCTC違反を続けるJT
子供の受動喫煙/医療・公衆衛生従事者に期待

●エピソード6 猪股和雄さん(久喜市市議会議員)64歳・男性
ニコチンガムで知ったニコチン毒

喫煙に関する条例は二通り
久喜市路上喫煙の防止に関する条例
マナーの問題では解決できない/禁煙外来って、どんなところ?
治療費はタバコ代より安い
大切な人のために、タバコをやめる

●エピソード7 川口大地さん(仮名)42歳・男性
喫煙所など作らなければいい

タバコをやめる「きっかけ」の1位は値上げ
喫煙率が減っても税収は増える/喫煙しやすい国、日本
所得が低いほど喫煙率は高くなる/タバコと児童労働

●エピソード8 当麻 幸さん(仮名)63歳・男性
受動喫煙の方がよっぽど体に悪い

分煙ではなく完全禁煙に/JTは民営化されたのか
JTの子会社/JTの社会活動はFCTC違反

●エピソード9 渡辺文学さん(タバコ問題情報センター代表理事)77歳・男性
渡辺龍子さん(渡辺文学さん夫人)
タバコ企業は「現代の死の商人」

吸うからストレス悪循環/侮れない三次喫煙
灰皿があるから吸ってしまう
灰皿や喫煙所を寄贈するJT/屋外でも受動喫煙はある

●エピソード10 目黒 隆さん(仮名)62歳・男性
喫煙は暴行罪・傷害罪の可能性も

タバコが原因のベランダ火災が増加
ベランダを介したタバコの煙害問題
ベランダでの喫煙問題の解決に向けて
画期的な名古屋地裁の判決/タバコを吸うのは犯罪か
子供にタバコを吸わせたら/子供の誤飲で最も多いのはタバコ
その1本で人生が変わる


あとがき

著者略歴

1967(昭和42)年生まれ。
2010(平成22)年、特発性間質性肺炎・肺気腫を発症していた父親を亡くす。
父親の入院日記を基に、タバコ病患者の家族の視点から『タバコに奪われた命 父の「闘病MEMO」に寄せて』を2014(平成26)年にあけび書房から出版。
現在、タバコによって苦しむ人を一人でも減らしたいと、「喫煙を考える」代表、近隣住宅受動喫煙被害者の会代表としてタバコ問題に取り組んでいる。
ブログ『喫煙を考える』
http://blog.goo.ne.jp/kituenwokangaeru
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