維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像

著者・編者著者 冨田宏治

不寛容なポピュリズムを煽りモンスター的集票マシンと化した〝維新〟

これとたたかいつつ実態を参与観察した政治学的分析

維新政治は大阪だけの問題ではない

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 46判 204ページ
ISBN 978-4-87154-206-7

目次

はじめに 維新政治の本質―その支持層についての一考察

序 章 「組織されたポピュリズム」の虚像と実像―「大阪維新の会」の組織と活動

第1章 2014年総選挙から「都構想」住民投票へ

第2章 「都構想」住民投票の結果から見えたこと

第3章 大阪ダブル選挙の投票結果から読み取れること

第4章 「都構想」再チャレンジをめぐる問題の本質

―「維新政治」は大阪に何をもたらしたか?

第5章 維新政治の席捲と労働組合攻撃―なぜ公務員労組は狙い撃ちされたのか

第6章 大阪府市クロス選挙の分析

第7章 「『都構想』よりコロナ対策やろ!」の声を―大阪維新〝吉村人気〟の虚像と実像

第9章 「大阪市廃止構想」へ二度目の審判 ―「維新」の組織票を凌いだ市民の路地裏対話

第10章 コロナ禍が暴きだした維新の正体

第11章 21年総選挙での維新躍進の謎を解明する―ジャーナリスト・西谷文和氏との対談

おわりに モンスター的集票マシンとどう対峙するか?

著者略歴

冨田宏治(とみだ こうじ)

1959年生まれ。関西学院大学法学部教授。日本政治思想史。2006年より原水爆禁止世界大会起草委員長。著書に『今よみがえる丸山眞男 「開かれた社会」への政治氏s購入問』(あけび書房、2021年)『核兵器禁止条約の意義と課題』(かもがわ出版、2017年)、『丸山眞男―「近代主義」の射程』(関西学院大学出版会、2001年)、『丸山眞男―「古層論」の射程』(同、2015年)など多数。
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