証言と検証 福島事故後の原子力 あれから変わったもの、変わらなかったもの

著者・編者山崎正勝、舘野淳、鈴木達治郎

原発事故当時の元首相の「証言」と
専門家の「検証」で諸問題を解説

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 A5判並製 172頁
ISBN 978-4-87154-237-1 c3036

目次

はじめに

第1章 <きびしい現実>12年後の事故現場と原子力行政の現状
①福島第一原発事故からGX基本方針まで(鈴木達治郎)/②福島第一原発のシールドプラグの高放射能汚染(野口邦和)/➂溶融炉心(デブリ)取り出しは可能か(内藤正則)/④新規制基準は破綻している―福島第一原発事故の衝撃(後藤政志)
第2章 <変えられない、変わらない>核燃料サイクル
 ①六ヶ所村核燃料サイクル施設の設備と運転(山崎正勝)/②世界の再処理施設の事故例(舘野淳)/③初期の再処理施設の放射能汚染(野口邦和)/コラム 軽水炉でプルトニウムを燃やすプルサーマル、メリットはあるのか(舘野淳)/④迷路にはまった六ヶ所再処理工場―「出口」は見えるか?(鈴木達治郎)
第3章 <原子力に未来はあるのか>新型炉・廃棄物・戦争
 ①小型モジュール炉とはなにか、安全なのか?(舘野淳)/②高レベル放射性廃棄物をどうするのか(寿楽浩太)/③戦争と原発―ウクライナ(市川浩)
第4章  <当事者からの証言>福島第一原発事故と民主党政権
 ①菅直人元首相インタビュー「経済産業省には引っ込んでもらった」/②鈴木達治郎元原子力委員会委員長代理インタビュー「民主党政権時代の原子力政策の回顧」
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