ふたたび被爆者をつくるな(本巻)

著者・編者日本原水爆被害者団体協議会/編


出版社からのお知らせ

㊗! ノーベル平和賞受賞
日本被団協50年史

被団協は「ヒバクシャ」を国際語にし、2024年のノーベル平和賞を受賞した広島・長崎の被爆者で作られた組織。被爆の実相を網羅し、核廃絶を願う歴史的大労作。超えて記録、求め続けてきた闘いの、その後に残るべき貴重な史実、資料の集大成。研究資料です。日本
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商品情報

発売日
サイズ・ページ数 A5判・上製本・セット箱入り(分売可) 2009年5月発行 本巻480頁
ISBN 978-4-87154-079-7

目次

【本 巻】


 刊行にあたって 日本被団協代表委員 藤平 典
刊行によせて  広島市長・長崎市長
写真でたどる日本被団協の50年
第Ⅰ部●日本被団協50年史

 【本編】
Ⅰ 原爆地獄 1945年8月
   1章 きのこ雲の下で
2章 人類史上初の原爆投下
3章 原爆がもたらした被害
 Ⅱ 日本被団協前史 1945年~1956年7月
   1章 廃墟に立つ被爆者
2章 日米政府の対応
3章 被爆者運動の端緒
4章 原水爆禁止世界大会と被爆者運動
 Ⅲ 日本被団協の結成 1956年8月~1970年
   1章 日本被団協の結成
2章 「原子爆弾被爆者の医療等に関する法律」の制定
3章 原爆医療法改正と「国家補償の援護法」要求
4章 原水爆禁止運動の分裂と被爆者運動
5章 日本被団協、機能不全に
6章 「つるパンフ」と「原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律」
 Ⅳ 「要求骨子」をかかげて 1971年~1976年
   1章 「原爆被害者援護法案のための要求骨子」の作成
2章 テントで徹夜の5日間――11月大行動
3章 「要求骨子」基礎の野党四党援護法案国会提出
4章 被爆者対策前進、中央相談所の開設
 Ⅴ 七七国際シンポから「基本要求」へ 1977年~1984年
   1章 世論の高揚と被爆問題国際シンポジウム
2章 原水爆禁止統一世界大会と国連軍縮特別総会
3章 市民とともに援護法要求2000万署名へ
4章 被爆者対策基本懇、国家補償を否定
5章 「基本懇」を乗り越える国民法廷運動
6章 「原爆被害者の基本要求」の策定
Ⅵ 「基本要求」をかかげて 1985年~1989年
   1章 被爆40周年、「基本要求」の普及へ
2章 被爆者の現状と要求を明確に
3章 第3回国連軍縮特別総会、松谷訴訟
4章 被爆者援護法案、初の国会可決
 Ⅶ 被爆四五周年運動と「援護に関する法律」 1990年~2000年
   1章 「いまこそ援護法を」の大波
2章 激動する世界、国際司法裁判所の勧告的意見
3章 「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」成立へ
4章 被爆50周年から60周年へ
Ⅷ ふたたび被爆者をつくるな、核兵器なくせ 戦争のない世界を 2001年~2006年
   1章 21世紀被爆者宣言、原爆症認定運動
2章 被爆60年・日本被団協結成50周年
【特別稿】
   1 被爆者中央相談所の活動
2 日本被団協 国際活動の50年
3 被爆者援護と補償をめぐる裁判の歩み

第Ⅱ部●都道府県被団協史
   全都道府県被爆者組織の結成以来の歩みを収録

【別 巻】 

第Ⅰ部●資料編
   ポツダム宣言、原爆投下についてのトルーマン米大統領声明、広島・長崎への原爆投下について大本営発表、

   広島原爆への日本政府の抗議文、ラッセル・アインシュタイン声明、第1回原水爆禁止世界大会宣言、

   日本原水爆被害者団体協議会結成大会宣言「世界への挨拶」、原水爆被害者全国大会決議、

   日本被団協結成時の規約・活動報告、初期の原爆被害者援護法案要綱、東京地裁原爆裁判判決、

   原爆被害の特質と「被爆者援護法」の要求(つるパンフ)  ……など63編収録

第Ⅱ部●年表・日本被団協のあゆみ
   「被爆者の運動」「政治の対応」「国内の動き」「世界の動き」を見開きで一覧できます。
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