安倍壊憲クーデターと メディア支配

著者・編者丸山 重威/著

―アベ政治を許さない

戦争立法絶対反対! 憲法破壊を許さない! 民主主義を守れ!
わたしたちは絶対にあきらめない! この国民の声は不変です。
この運動の全国的高まりを網羅し、歴史的な意味を再確認します。
安倍政治の底流は何か? それを支えているものは誰か、何か? それらを整理。
安倍戦略の柱であるメディア支配にも焦点を当て掘り下げる。
戦争立法廃案、これからを闘うための渾身の書。
筆者は元共同通信記者、関東学院大学教授

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商品情報

発売日
サイズ・ページ数 四六判/200頁
ISBN 978-4-87154-135-0

目次

はじめに

1章 集団的自衛権とメディア



◦ 「衆院強行可決」の後に来るもの

◦ 強行可決はどう報道されたか

◦ 警鐘を鳴らすメディア

◦ 情報統制・メディア規制を強める政権・与党

◦ 「説明不足」で一致した世論、与党参考人も「十分な説明を」

◦ 広がる「反対」の声、「憲法違反」の指摘

◦ 学生も、女性も…

◦ 「潮目」を変えた? 憲法学者の証言

◦ 根拠にならない砂川判決




2章 メディア支配への野望



◦ 「自民党若手勉強会」の衝撃

◦ 「懇話会発言」の詳細

◦ 広告料でマスコミ支配

◦ 沖縄への無知と「ウソ宣伝」

◦ 「国民」も「民主主義」もない…

◦ 礒崎補佐官「法的安定性は関係ない」

◦ 単独インタビューのラッシュ

◦ メディア経営者との懇談と取り込み

◦ 安倍官邸のニュース戦略

◦ NHKを「安倍様のNHK」に

◦ 「慰安婦」も東京裁判も否定

◦ 効果を上げた? 籾井会長下のNHK

◦ 「NHKを宣伝の道具にするな」

◦ テレビを自分たちのものに

◦ テレビ報道の弱点

◦ 「朝日バッシング」とは何か

◦ 「強制連行」証言と慰安婦問題

◦ 「朝日が慰安婦をつくった」のデマ

◦ 記者への攻撃、勤め先も奪う

◦ 慰安婦問題とは何か

◦ 「吉田調書の誤報」とは

◦ 「特ダネ」の落とし穴




3章 壊される「法」、むしばまれる表現の自由



◦ 安倍政権が進める「軍国化」と憲法の破壊

◦ ナチスに学んで…

◦ 真の積極的平和主義とは何か

◦ 「戦後レジームからの脱却」の全体像

◦ ナショナル・シンクタンク?

◦ ポツダム宣言を読んでいない?

◦ 世界は見抜いている…

◦ 海外メディアにまでも圧力

◦ 日本は「死の商人」になるのか?

◦ 日米ガイドラインと米議会演説

◦ 「言葉」のまやかし

◦ 「断言」で「総合的判断」

◦ 「秘密」はどうなる? 「核」も運べる…

◦ 「戦争がいやだ」は利己主義か

◦ 「平和の俳句」もいけないのか?

◦ 「政治的」という排除

◦ 「ごまかしの言説」と「もの言えない社会」を許すな


あとがき

著者略歴

 丸山 重威(まるやま しげたけ)

 1941年(昭和16年)静岡県浜松市生まれ。1964年早稲田大学第一法学部卒業、共同通信社に入り、社会部を中心に記者生活。社会部次長、福岡支社編集部長、編集局整理部長、編集局次長、ラジオテレビ局次長、情報システム局長などを務めた。
 2003年から関東学院大学法学部教授。法学部で「マスコミュニケーション論」「情報と法政策」、法科大学院で「法とマスコミュニケーション」、中央大学法学部で「ジャーナリズム論」「メディア政策」などを担当した。
 現在、日本ジャーナリスト会議(JCJ)事務局次長、日本民主法律家協会(日民協)理事『法と民主主義』編集委員。
 論文に「新自由主義がもたらす社会問題にどう答えるか―『世界社会フォーラム』が突きつけているもの」(2004年)、「現代における『情報の自由と外交Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ』(2011‐2012年)、「基地問題と住民自治―岩国の場合」(2013年)、「『米軍基地反対』に収斂する沖縄の民意」(同)など。
 著書に、『新聞は憲法を捨てていいのか』(新日本出版社、2006年)、編著に『これでいいのか 福島原発事故報道』(あけび書房、2011年)、共編著に『非効率主義宣言』(萌文社、2002年)、『民主党政権下の日米安保』(花伝社、2011年)、『四字熟語で読み解く現代日本』(旬報社、2013年)、『これでいいのか! 日本のメディア』(あけび書房、2013年)など。
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