さいクリニックな日々 辺境から日本を変える愉快な仲間たち

著者・編者大竹進 松田耕一郎


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正誤表

 日本には医療機関のない無医村・無医地区が500以上。その一つの青森県下北半島の無医村にクリニックを開き、毎月2日間、スタッフとともに片道200キロを3時間半かけて通い診療を行った5年間の記録。
 「土の人」と「風の人」とのコラボで、「小さくてもきらりと光るむらづくり」へ。

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 A5判並製 288頁
ISBN 978-4-87154-267-8

目次

 序 挑戦し続ければ夢は実現する―人生を変える大きな出会い
 1 2019年4月~20年3月
 2 2020年4月~21年3月
 3 2021年4月~22年3月
 4 2022年4月~23年3月
 5 2023年4月~24年3月

推薦

【推薦】

本州最果て下北半島佐井。奇岩屹立の仏ヶ浦、長福寺の円空仏。大間原発反対のあさこハウスと並んで、辺境の村に建設された「さいクリニック」は、現代の名所だ。「北の赤ひげ」大竹進医師と村びととの交歓を描いた、記録係松田耕一郎による奮闘記は、人間信頼の希望の書だ。

鎌田慧(ルポライター)

 東北は蝦夷の時代から災害予告や戦争や暴力に見舞われてきた。 舞台は下北半島。 人口は2000人を切ったが、北前船で関西に続く歴史を持ち、IT戦略ながら最後を行く佐井村。乗り込む医療チームは、73歳の整形外科医・大竹進を筆頭に、X線技師(79)、薬剤師(76)、事務兼運転手(74)、60代の看護師ら患者の痛みは、古代からの飢餓や戦争で痛みつけられ続けた歴史の再現だ。 頑張れ、大竹一座、混迷の時代の先を照らす東北の鬼たち。

蟻塚 亮二(精神科医)

「医療は政治」を再認識させ、佐井村を訪れてみたくなる「チーム大竹」の奮闘記です。

本田 宏(NPO法人医療制度研究会理事長)

著者略歴

大竹進(おおたけ すすむ)
 1951年3月北海道本別町生まれ。1976年弘前大学医学部卒業。1998年11月大竹整形外科開設大竹整形外科開設、2019年4月さいクリニック開設。2015年青森県知事選挙、2023年青森市市長選挙出場馬。
 開業医業務協同組合副理事長、青森県保険医協会顧問、健保法改正研究会副理事長、青森県社会保障推進協議会会長、青森いのちのネットワーク会長、なみおかSSC理事長、市民連合あおもり共同代表、なくそう原発・核燃あおもりネットワーク共同代表、日本臨床整形外科学会裁定委員、青森市医師会自費災害委員。

松田 耕一郎(まつだ こういちろう)
大阪府生まれ。大阪市立大学商学部卒業。学習塾、障がい者福祉施設勤務。
2024年現在、青森市大竹整形外科と佐井村さいクリニック勤務と家庭教師。
価格 ¥2,420
(本体価格:¥2200)
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