目次
序 章 「革命」が起きた?―田久保市長誕生まで
現職有利な市長選挙/新図書館建設」が争点に/市民の危機意識と期待を背負い…
第1章 「学歴詐称問題」の顛末
全市議に届いた匿名の手紙/田久保市長のコメント/ウソの蟻地獄に陥る?/田久保氏の主張にも頷ける面が…/投書の主は誰?/「公益通報」か「怪文書」か/市職員労組の抗議と市民による刑事告発/辞職勧告決議案と百条委員会設置の決定/百条委設置要求から全国へ知れわたる/辞職と再出馬の表明/田久保氏はどうすべきだったのか?/田久保氏はなぜ誤ったのか?/田久保氏は「市長になる器」ではなかった/やり直し選挙で小野氏再登板も田久保氏再出馬も許されない
第2章 辞職の撤回から不信任決議へ
新たな告発文書「卒業証書は同級生がお遊びで作ったニセ物」/百条委員会に出頭拒否/次期市長選に2人が名乗り、新たな刑事告発も/辞意撤回でカオス状態に/百条委員会に出頭し「19・2秒」の珍回答/田久保氏の独白/出馬会見で学歴確認をされキレる/田久保氏の精神構造/田久保氏の政治的スタンス/リベラル派媒体の「田久保市長」への無関心/本当に「ハコモノ行政からの脱却」を目指しているのか?/いわくつきの旧マンダリン跡地/本当に「しがらみのない政治家」なのか?/「田久保市長」を支える強固な支持基盤/田久保氏と陰謀論/斎藤元彦化する田久保氏/年内には出直し選挙か
第3章 不信任決議から市議会議員選挙告示まで
田久保市長の不信任決議案を全会一致で可決/市長による市議会解散/最初に認めて謝っていれば……/市議会議員選挙で懸念されること/伊東地域労連の抗議声明/学歴詐称問題浮上で公務激減/市議選へ向けての動き/高校生らが「いとう子どもみらい会議」を開催/市長の略歴公表規定を明文化/拡散する陰謀論/SNS戦略の強化/次期市長選に石島明美氏、立候補表明/市議会議員選挙が告示 市長不信任決議欠席可能性は7人/自民現職6人が全員ステルス無所属
第4章 市議会議員選挙から再度の不信任決議・市長失職へ
市議会議員選挙―田久保派の敗北
一碧湖遊歩道の一部が10月31日から通行禁止―田久保市長の失政
田久保氏が契約解除を了承/迂回路設置を指示するが見通し立たず/大池遊歩道の4分の1が通行禁止、紅葉広場も含まれる/八方塞がりの現状/かえって憂慮される環境破壊と観光への悪影響/小野達也前市長が立候補の意思を固める/5か月間、副市長・教育長不在のままで/新市議会で再度の市長不信任決議/12月出直し市長選の展望
第5章 出直し市長選挙と新市長の誕生
市長選の日程と立候補の動向/田久保市長の肖像画問題と退職金支払いの見合わせ/観光会館ホール(1000人収容)での公開討論会が実現/田久保氏は逮捕・起訴されるのか?/地方自治法第178条の改正について/市政混乱は選挙民の自業自得?/立候補予定者7人が参加して公開討論会開催/反省の弁もむなしく、途中退席した小野達也氏/静岡新聞社主催のWEB討論会/8人目、9人目の立候補表明/3度目の討論会/高校生2人が投票を呼びかけるポスターを制作して商店街に掲示/前橋市の元市長は不出馬でSNS投稿/市長選中盤情勢―杉本氏と小野氏が接戦/鈴木奈々子氏が残した禍根/マスコミのファクトチェックの必要性/期日前投票は1万9411人、有権者の34%/予想通り、杉本憲也氏が新市長に!/「田久保騒動」を市政の前進へと変えた市民の力
第6章 「田久保騒動」から民主主義を考える
Ⅰ 相次ぐ市長の不祥事
前橋市長の不倫疑惑/南城市長、セクハラで不信任決議案可決/岸和田市長、性暴力で不信任→議会解散→再度不信任→出直し選で落選/守口市長の利益誘導とパワハラ問題/鹿角市長、パワハラで不信任→議会解散→再度不信任→出直し選で落選/若宮市長、パワハラで2度の不信任決議案も1名足らずで否決/田川市長、パワハラ報道に事実を認め不信任を回避/小さな過ちは素直に認め誠心誠意謝罪することが政治家の務め/スキャンダル市長を出さないためには
Ⅱ 首長選挙ではぜひ公開討論会を
廃止された「立会演説会」と公開討論会/公職選挙法改正で公設公開討論会を/海外の民主主義国の選挙運動/同じ女性首長でも……/湧き出るような具体的政策の数々/公開討論会で「圧勝」/増える女性首長の流れのなかで…
Ⅲ 伊東市政の最重要課題は高齢者対策
田久保氏の選挙公約に抜けていたもの/高齢者対策とは?/高齢者雇用の実態/伊東市の高齢者雇用対策/「伊東市再生計画」へ高齢者政策をリンクする/高齢労働者協同組合(仮)の設立と市の支援/移住者の視点/田久保氏の掲げた「新交通サービス」/バス路線を観光路線と生活路線に完全分離/低料金の市内循環コミュニティバス
Ⅳ 伊東市再生計画
熱海市との比較/伊東観光の強みと問題点/伊東市役所を観光スポットに/周辺スポットの掘り起こし/伊東駅前広場の整備と商店街の活性化/ボトムアップでも市民目線でもない住民自治の市政/ほんとうに市民が選ぶ市長の誕生
Ⅴ 公職選挙法抜本的改正の必要性
現実にそぐわない公職選挙法の規定/多額な供託金は実質的に制限選挙だ/地盤・看板・カバンがなくても誰でも出られる選挙を/選挙カー・連呼の禁止と有権者と対話できる空間の確保/電話・はがきの投票依頼の禁止と戸別訪問の解禁
終 章 「田久保市長」をふり返る
学歴詐称問題が起きなかったら…/ウソの罠/謝れない罪/マスコミの罪
あとがき