貧困にあえぐ国ニッポンと 貧困をなくした国スウェーデン

著者・編者竹﨑 孜/著

まずは徹底した就労保障による貧困予防、そして万が一の時のセーフティネット充実のスウェーデン。
この国では大企業優遇税制など論外…等など。世界有数の貧農国が世界一の生活大国になぜなれたのか?

日本との違いはどこにあるのか? 「国民は重税にあえいでいる」は本当なのか?

元ストックホルム大学客員教授、在スウェーデン日本大使館専門調査員の著者がわかりやすく解き明かす。
好評スウェーデンシリーズの第5弾!

商品情報

発売日
サイズ・ページ数 A5判・172頁
ISBN 978-4-87154-078-0

目次

まえがき
Ⅰ章 「小さい政府」のもとで貧困にあえぐ日本
1 「小さい政府」の成功例はあるのか
2 国の借金は国民の重荷
3 格差が拡がる日米、縮まる北欧
Ⅱ章 国や自治体の役割とはそもそも何か
1 国のかたちと政府の役割
2 アメリカの自己責任主義
3 スウェーデンの公的責任主義
4 EUの社会政策
Ⅲ章 貧困と格差をなくした「大きい政府」
1 大きい政府に動じない国民
2 国民が決める政治
3 政府と地方自治体の役割分担
4 近代までに政治がたどった道
5 公的責任堅持のうえでの民間委託
6 税金は国民の貯金
7 税金は家計へいくら還元されるか
Ⅳ章 スウェーデン経済と企業の社会的責任
1 資本主義経済、社会主義経済、混合経済
2 企業が払う社会コスト
3 労働こそが自立生活への近道
4 働く女性と結婚や家族の変化
Ⅴ章 新しい社会システムの追求と模索
1 定年退職と年金制度
2 住宅から居住への政策転換
3 老人ホーム廃止と自治体の介護サービス
Ⅵ章 山積する問題と今後の課題
1 「焦げ付き失業」の問題
2 超高齢者の急増へどう対応する
3 新保守政権の政治
あとがき
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