著者略歴
美馬 聰昭(みま さとあき)
1946 年北海道生まれ。1971 年札幌医科大学卒。肝臓専門医。
1981 年11 月から肝がんの早期発見を目的に超音波による集団検診を全道で開始し、肝がんの発見率1.3%で医学界の注目をあびた。
B型肝炎は集団予防接種で広がったことを証明するために、5人の原告を集めて、1989年6月に札幌地裁に提訴した。その後、17 年の歳月をかけて最高裁で勝訴。
2013 年3 月から北海道のC型肝炎の最大の汚染地域、由仁町三川の問題解決(開業医の注射器の回し打ち)のため、国家賠償を求めて地域の人々と共に闘った。
著書
『注射器肝炎-誰も知らなかった医原病の真実』(桐書房)
『肝炎-古い常識・新しい知識』(共著、桐書房)
『知られざる肝炎-急増する肝ガンと集団予防接種』(共著、あけび書房)
『もう一つの厚生省犯罪-集団予防接種が広めた肝炎』(共著、かもがわ出版)
『検証・中国における生体実験-東京帝大医学部の犯罪』(桐書房)