貧困にあえぐ国ニッポンと 貧困をなくした国スウェーデン

1,760

竹﨑 孜/著
A5判・172頁 2008年11月発行

1,600円(税別)

ISBN978-4-87154-078-0

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説明

まずは徹底した就労保障による貧困予防、そして万が一の時のセーフティネット充実のスウェーデン。この国では大企業優遇税制など論外…等など。世界有数の貧農国が世界一の生活大国になぜなれたのか? 日本との違いはどこにあるのか? 「国民は重税にあえいでいる」は本当なのか? 元ストックホルム大学客員教授、在スウェーデン日本大使館専門調査員の著者がわかりやすく解き明かす。好評スウェーデンシリーズの第5弾!

 

まえがき

Ⅰ章 「小さい政府」のもとで貧困にあえぐ日本
1 「小さい政府」の成功例はあるのか
2 国の借金は国民の重荷
3 格差が拡がる日米、縮まる北欧
Ⅱ章 国や自治体の役割とはそもそも何か
1 国のかたちと政府の役割
2 アメリカの自己責任主義
3 スウェーデンの公的責任主義
4 EUの社会政策

Ⅲ章 貧困と格差をなくした「大きい政府」
1 大きい政府に動じない国民
2 国民が決める政治
3 政府と地方自治体の役割分担
4 近代までに政治がたどった道
5 公的責任堅持のうえでの民間委託
6 税金は国民の貯金
7 税金は家計へいくら還元されるか

Ⅳ章 スウェーデン経済と企業の社会的責任
1 資本主義経済、社会主義経済、混合経済
2 企業が払う社会コスト
3 労働こそが自立生活への近道
4 働く女性と結婚や家族の変化

Ⅴ章 新しい社会システムの追求と模索
1 定年退職と年金制度
2 住宅から居住への政策転換
3 老人ホーム廃止と自治体の介護サービス

Ⅵ章 山積する問題と今後の課題
1 「焦げ付き失業」の問題
2 超高齢者の急増へどう対応する
3 新保守政権の政治

あとがき