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太田祖電、増田進、田中トシ、上坪陽 著
四六判/296頁 1983年3月発行
4-900423-45-9

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説明

-住民の生命を守る村-

現在なお乳幼児医療・老人医療無料を続ける村。乳児死亡率日本一の「豪雪・貧困・多病」の村が日本一の健康村になるにいたる村ぐるみの奮闘のドラマ、そしてその根本となった「住民の命を守るのが行政の最大の責任」との「沢内村生命行政哲学」。それらを、村長、村立病院長、保健婦など当事者が総力をあげてつづる話題のベストセラー。

 

はしがきにかえて

序 章 「豪雪・貧困・多病」との闘い 「宿命の村=沢内」にいどむ 太田祖電
農民学校設立/豪雪・貧困・多病の村/雪とのたたかい/
医者がやっときたけれど…/村づくり四原則/健康チェックは健康管理課で/
乳児死亡率ゼロ達成/深沢村長ガンで逝去/国保会計黒字へ/
全村民を人間ドックへ/老人医療費無料を続ける/“体”から“心と環境”へ/
人と自然は一体

第一章 「生命を守る村」自戦記 “沢内生命行政”哲学と実践 増田進
1 生命尊重は政治の基本だ
2 日本最初の老人医療費無料の村
3 沢内医療を支える健康管理課
4 住民参加の草の根医療
5 「人間ドック沢内方式」の哲学
6 健康は住まいから-住宅改善運動
7 往診の話-患者にとって医者とは
8 “病院栄えて村亡ぶ”でいいのか
9 明るい未来

第二章 看護婦・保健婦35年 村民の健康とともに歩む 田中トシ
はじめての沢内村/行き倒れの弘法様/沢内村保健婦第一号/
吹雪の部落訪問/天からさずかった寿命/オバアチャン努力賞/
赤ちゃん救出雪中行軍/一人のある産婦さん/結核対策/集団就職列車/
学生さんと保健活動/健康相談/装い新たに部落巡回/健康台帳

第三章 沢内村から学ぶこと 草の根民主主義と住民本位の“行政改革” 上坪陽
なぜ、いま、沢内村なのか/希望と勇気と連帯の哲学/住民の連帯と科学の力/
村民本位の行政姿勢と機構/沢内村にみる真の“行政改革”

補 章 沢内村いのちの村史 高橋典成 照井富太

資 料 参議院での増田進証言録 1982年3月27日予算委員会にて

あとがきにかえて