令和のローカルメディア 防災・関係人口拡大に向けた課題

2,200

松本恭幸、佐藤和文、佐藤博昭(著)

2200円(税込) 本体価格2000

発売日:2021/08/05

出版社: あけび書房

サイズ:200ページ

ISBN978-4-87154-192-3

「令和のローカルメディア」

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説明

防災・関係人口拡大に向けた課題

全国各地のローカルメディアは、3.11からコロナ危機までの間、防災・人口拡大にどう取り組みどこに向かおうとするのか。その可能性を探る画期的労作

もくじ

まえがき―3.11からコロナ危機までの期間、ローカルメディアはどう変わったのか

 

第1章 立ちすくむ地方紙―未来を引き寄せるために

はじめに 

① ローカルメディアはネット社会とともに 

ネット草創期を振り返る

縮む新聞―地方紙の苦境

「新聞」から解決策は生まれない

② 地方新聞社の新展開 

メディアプラットホームのすすめ

古くて新しい問題「ハイパーローカル」

参加型メディアであること

「上から目線」は最悪の禁じ手

③ 静岡新聞社の挑戦 

画期的な「イノベーションリポート」

シリコンバレーが改革の機運つくる

大石前社長へのインタビュー

④ ローカルメディアの手掛かりはどこに? 

イメージは「メディア・ビオトープ」

地方新聞社ならではの資源

古民家再生とローカルメディア

 

第2章 CATVはどこへ向かうのか 

   ―業界再編が進む中で地域密着志向の独立系CATV局の目指すもの 

はじめに 

CATV局による自主放送 

地域の情報を伝えるコミュニティチャンネル

コミュニティチャンネルの運営委託

② 大都市圏の独立系CATV局の現状 

KCNグループの各局

地域に密着した番組制作を目指して

KCNグループの今後の課題

③ 開局から半世紀を迎えた老舗CATV局の現状 

世帯加入率9割以上のLCV

コミュニティチャンネルの重視

LCVの今後の課題

④ 他局とのつながりを通した事業展開の可能性 

地上波民放2局の宮崎で誕生したBTV

海外の放送局との交流を通して

⑤ インフラビジネスからコンテンツビジネスへの回帰 

ニュース報道に取り組む中海テレビ放送

米子をハブにした情報配信

中海テレビ放送の新たな挑戦

 

第3章 コミュニティFMの変遷①  ―災害時の役割をめぐって 

はじめに 

① 阪神・淡路大震災をきっかけに誕生した「FMわぃわぃ」 

② 中越地震、中越沖地震の災害放送 

臨災局をきっかけに全国初のコミュニティFM局の開局

コミュニティFM局から臨災局へ

3.11で数多く誕生した臨災局 

コミュニティFM局による災害放送

臨災局の開局支援

④ 熊本地震の災害放送 

災害時に市民に聴かれるための平時の放送

総合通信局による臨災局支援と残された課題

 

第4章 コミュニティFMの変遷② ―地域づくりの役割をめぐって 

はじめに 

21世紀の沖縄における開局ラッシュ 

県庁所在地に誕生した2局目のコミュニティFM

人の繋がりを通した新たな開局

② おらが街のコミュニティFM局 

聴取率83.7%のコミュニティFM

地域に密着した様々な取り組み

③ 観光協会が運営するコミュニティFM局 

オフトーク通信に代わる町民参加型メディアとして

第三セクターに代わる公設民営局

④ 離島でのコミュニティFM局開局 

苦戦するNPOによる開局

CATV局による開局

⑤ 近年開局したコミュニティFM局の運営方式 

「きらら方式」による開局

「京都三条ラジオカフェ」をモデルに開局

コミュニティFM局にとってベストの運営方式とは

 

第5章 新たなウェブメディアの潮流 

      ―地域のウェブメディアはこれからどう発展していくのか 

はじめに 

① 自由なメディア論が地域を耕す 

既存メディアにとってのヒントも

東日本大震災をきっかけに

ローカル由来のウェブメディアを支える人・ヒト・ひと

② 西東京をカバーする「ひばりタイムス」 

自然体で地域のテーマを追う

事実を伝えることの難しさ。地域のリアリティを踏まえて模索

メディアOBがローカルメディアを立ち上げるとき

③ メディアの現場を拡張する「TOHOKU360」 

参加と連携が最大のエネルギー

試行錯誤が続く参加の仕組みづくり

地域メディアの目標は「地域連携」

 

第6章 地域映像祭の動向  ―その課題と展望 

はじめに 

① 市民映像のハブとしての東京ビデオフェスティバル 

TVF2021に応募された映像

TVF42年と市民映像作家たち

市民映像が向き合った地域の課題

 ① TVFの初期の動向と市民映像作家たちの課題

 ②過疎化と高齢化に向かい合った映像作品

 ③ 地域で発生した困難を地域だけの問題にしない

② 今日の地域映像祭での地域づくりにつながる取り組み、そこで生まれる映像作品

地域の魅力と場所の力

地域と映像制作の新しい関係

市民映像のハブとしての映像祭

 

第7章 自治体広報の新たな展開 

      ―防災、シティプロモーションに向けて 

はじめに 

① 大規模災害時の被災地での自治体広報 

東日本大震災での対応

熊本地震での対応

② シティプロモーションに向けた自治体広報 

首都圏、関西圏でのフリーペーパーの発行

県域民放局に代わる地域映像配信を目指して

 

第8章 市民メディアの現場は今 

    ―SNS全盛期における市民メディアの活動の担い手の現状

はじめに 

① かつての市民映像の作り手は今 

各地の市民映像祭

地域の映像の作り手がつながるビデオサークル

若い世代の市民映像制作者を育てるために

② ミニコミの現状 

人と地域をつなぐミニコミ

地域のモノを届けるミニコミ

③ 市民ラジオの取り組み 

④ 広がる市民のトーク空間 

地域で開催される多様な市民講座

市民が対話する哲学カフェ

⑤ インターネット放送によるトークライブ配信 

商店街のインターネット放送局

コミュニティFM局に代わるインターネット放送局として

 

終 章  防災と関係人口拡大に向けた

          ローカルメディアの課題のまとめ

はじめに 

新聞・放送系ローカルメディアの動向と課題 

市民、自治体によるローカルメディアでの発信の動向と課題 

あとがきにかえて―ローカルメディアの将来の方向について 

執筆者紹介