高齢者医療と介護の将来像を提言する

1,540

伊藤周平・京都府保険医協会/著
B5判・112頁 2001年9月発行

ISBN4-87154-031-6

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説明

「構造改革」に対置する、
真の医療・介護改革へのプログラム

画期的シミュレーション提言
「構造改革」に対置しうる、注目の具体案!
現状を打破する実行可能な方策、展望を裏づけする綿密な試算、段階を踏んでの改革の道すじを提示した一冊。

 

目次

まえがき この本を手にとって下さった方への手紙
1部 高齢者医療・福祉制度の再編と課題
「高齢者医療・介護保険制度改革への保険医からの提言」によせて
/伊藤 周平
1.医療制度改革の動向…
1)介護保険導入と医療費抑制政策
2)予想される医療制度改革の内容
3)医療制度改革がもたらすもの
2.高齢者医療制度の改革案
1)高齢者医療制度4案の問題点
2)「提言」の高齢者医療制度の改革案
3.介護保険制度の動向
1)現行介護保険制度の問題点
2)予想される制度見直しの方向
3)高齢者医療制度との統合、消費税方式への転換
4)現行介護保険制度のジレンマ
4.介護保険制度の改革案…
1)「提言」の介護保険制度改革案
2)介護保険制度の改革案(2005~2010年)
3)公費方式への転換
4)介護保険制度の代替案(2010年~)
5.今後の課題

2部 社会保障としての高齢者医療・介護保障制度の確立にむけて
高齢者医療・介護保険制度改革への保険医からの提言
/京都府保険医協会
はじめに-高齢者をめぐる状況
1.高齢者医療制度の歴史的評価
1.高齢者医療保障制度確立への挑戦
2.拠出金制度の歴史的経過とその意味
3.健保財政危機の原因は何か
2.高齢者医療制度改革についての諸提案とその評価・問題点
1.「高齢者保健医療制度改革」から「高齢者医療保険制度の設立提案」へ
(医福審論議の概要)
1)見直しへの布石と4つの制度設計提案
2)4つの提案の概要
①介護型医療に限りなく近づけた独立型保険-日医案
②突き抜け型は拠出金、保険料の企業負担分返上案-健保連案
③国保運営の厳しさから提案した制度一本化-国保中央会案
④高齢者に限定しない全ての被保険者を対象にしたリスク構造調整案
2.制度設計論議の持つ6つの問題点
3.制度設計論議の危険な現局面

4.高齢者医療と介護保障を支える理念はどうあるべきか
高齢者医療・介護保障制度の確立に向けて
社会保障としての医療・介護
5.具体的な改革提案-今の高齢者医療・介護保険制度を
医療保険制度改革のあるべき方向に視点を合わせて
3段階で改革していくという提案
▼高齢者医療制度改革案
1.第1改革段階について(~5年間)
2.第2改革段階について(5年目から10年間程度の期間)
1)「年齢リスク構造調整法」による全医療費の負担調整
2)国保問題の解決に向けての手だて
3)患者の窓口負担についての提案
3.第3改革段階について(15年後~)
1)最終的な制度は、税を財源とした公費医療・介護
2)具体的制度内容
4.3つの段階的改革を進めていくにあたっての原則
▼介護保険制度改革案
1.第1改革段階について(~5年間)
2.第2改革段階について(5年目から10年間程度の期間)
3.第3改革段階について(15年後~)
4.3つの段階的改革を「介護」「医療」「措置」に分けた場合の費用推計
6.あるべき財政と財源の保障
医療・社会保障財源を巡るこれまでの論議
高齢化のピーク時には医療・介護保障費用は現行の2倍が必要
この国のあり方を変える以外に実現の道はない
人とサービスと費用が循環する社会構造を
財源の民主的確保のために考えられる当面の見直し策
医療・社会保障の原則を踏み外した「構造改革」論議には与しない

資料編  京都府保険医協会監修
あとがき