あの水俣病とたたかった人びと

1,760

矢吹紀人 著
四六判/247頁 1999年6月発行
ISBN4-87154-018-9

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説明

―21世紀への伝言―

怒りの涙、つらすぎる涙、そして感動の涙。
あの許しがたい事実を過去のこととして葬り去ってはならない。
水俣病ゆえに夫婦、家族のきずなを破壊され、故郷を捨てざるをえなかった被害者たち。本書は彼らの命がけの闘いと、それを支え、ともに闘った人びとの感動のドラマである。

 

目次

1章 この美しい海で
異変の始まり
「奇病」はいつ発生したか
出水-この美しいまちに
水俣で何がおこっていたか
社会的に葬られた水俣病
知られざるアンケート調査
これが水俣病か-東山の驚愕
被害者の会結成へ
結集する患者たち
背をむける行政
裁判で争うべき相手は国

2章 訴え始めた患者たち
東京に水俣病の患者が
私が訴えることで
水俣病全国連結成へ
出水を東京へつなげ
「この天運ともいえるときに」
仲間をふやそう
ニセ患者といわれて
「じいちゃんも水俣病か」

3章 人と人との出会いから
「水俣は、いっちょん変わらん」
「六人衆」水俣へ
水俣病東京連絡会結成へ
交流と現地調査で知ったこと
東京にあがる行動の炎
3・30判決-控訴

4章 この思いよ世界に
全国キャラバンから「人間の鎖」へ
国連へ訴えを-水俣原告・柳迫の思い
不知火のさざめきは怒涛となって
地区労動く-出水連絡会結成へ
不知火大検診と医師団の活躍
ある姉妹の再会
等身大の支援
相手を和解のテーブルへ
手と手を結んで
東京地裁逆転敗訴判決

5章 ミナマタは未来へ
厳寒の出水で
出水で東京で全世界で
たたかいとった和解案
連続行動で政府に決断を
ミナマタ・スリーデーズ・トーク
ついに引き出した解決案
私たちは誇りにしたい
水俣病関連 略年表
あとがき