高齢者福祉の財政課題 増補版

2,640

武田 宏/著
A5判・296頁 2006年12月発行
ISBN4-87154-063-4

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説明

分権型福祉の財源を展望する

介護保険、高齢者福祉計画など「地方分権」の名のもとに福祉サービスが国から地方自治体に押し付けられている。本書はこのような事態の中で、地方自治体の福祉サービス実施に関わる行財政課題の現状を分析・整理し、その財源のあり方・将来像を展望する。
気鋭の前著大労作の増補版!

目次

本書をお読みくださる方々へ

1章●介護事故のリスクマネジメントをどうとらえるか
1 介護事故・介護トラブルの表面化
2 介護事故等の紛争解決にあたる当事者や法律家の視点
3 リスクマネジメントと介護サービス保障の公的責任

2章●福祉サービス契約における法的責任の基準
1 介護サービス事業者・現場従事者が法的責任を理解する大切さ
2 事業者の法的責任
3 介護担当職員の法的責任
4 事業者と介護職員との関係
5 事業者の契約上の責任
6 損害とは

3章●裁判例や紛争例から見たリスクマネジメント
1 はじめに―裁判例などから何を汲み取るか
2 転倒・転落事例におけるリスクマネジメント
3 誤嚥事例におけるリスクマネジメント
4 無断外出(徘徊)事例におけるリスクマネジメント
5 施設管理におけるリスクマネジメント

4章●事業者におけるリスクマネジメントの取り組み
1 事業者のリスクマネジメント受け止めの現状
2 施設におけるリスクマネジメントの取り組み
3 在宅におけるリスクマネジメントの取り組み

5章●利用者・家族にとってのリスクマネジメント
1 介護事故被害者の家族としての思い
2 介護事故被害者やその家族が事業者に求めるもの
3 事業者の説明責任と利用者・家族の参加

6章●法的視点から見たリスクマネジメントの重要課題
①利用者のアセスメントとケアプランの定期的見直しの強化
②サービス提供基準の確立と公表―コンプライアンスルールの確立
③利用者の自己決定や個人の尊厳の尊重とリスクマネジメント
④情報の共有化
⑤説明責任の実施
⑥記録化の重要性
⑦苦情解決制度などを活用した早期のリスクの把握

7章●事故における具体的対応と損害賠償保険の適切な活用
1 事故発生に際しての具体的な対応
2 損害賠償保険の活用と留意点

8章●財務会計管理におけるリスクマネジメント
はじめに
1 生じうるリスクおよび起こりうる背景
2 財務会計管理上のリスクの起こりうる背景
3 リスクマネジメントの必要性
4 具体的なリスクマネジメントの方法
おわりに

資料編●介護事故等の裁判例集

あとがき