重大な岐路に立つ日本

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世界平和アピール七人委員会[編]

池内 了   (宇宙物理学、総合研究大学院大学名誉教授)
池辺晋一郎  (作曲家)
大石 芳野  (写真家)
小沼 通二  (物理学、慶應義塾大学名誉教授)
高原 孝生  (国際政治、明治学院大学国際平和研究所長)
髙村 薫   (作家)
土山 秀夫  (医学、長崎大学名誉教授)
武者小路公秀 (国際政治、大阪国際平和センター会長) [著]

四六判/184頁  2015年3月発行

 カタログPDF
ISBN978-487154-134-3

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説明

 ―今、私たちは何をしたらいいのか!

秘密保護法、集団的自衛権、憲法改悪、
原発再稼働、貧困の深化拡大などなど…。
この国はどこへ行こうとしているのか?
今、私たちは何をしたらいいのか?
湯川秀樹、平塚らいてう、下中弥三郎氏らで結成された
世界平和アピール七人委員会が、日本の今を見据え、何が問題なのか、
何をしたらいいのかを直言する。
最近の同委員会のアピール5点も収録。
著者は、髙村薫(直木賞作家)、池辺晋一郎(作曲家)、 池内了(宇宙物理学)ほか。筆者それぞれが重大な危機感を持って、
自らの社会的責務から誠実に読者に訴える。

目次

まえがき

世界平和アピール七人委員会の紹介

第Ⅰ部●問題提起

今を生きる者として―― この時代をどう見て、何をしたらいいのか

 主張する音楽
――音楽家の僕がなぜ政治にかかわるのか
 ……池辺 晋一郎

  • 政治とかかわっているということ
  • 日本国憲法前文
  • みんな違っているから面白い
  • レバノンの歌「平和の太陽」
  • レバノンではやった「ヒロシマ」の歌
  • 原発の問題
  • 自分を突き動かしているものは
  • 混声合唱組曲「悪魔の飽食」
  • 「テキストがあるから具体的」なのではなく

 

 言葉の伝わり方
――言葉こそ重大な岐路に立っている
 ……髙村 薫

  • 言葉に変化をもたらしている要因
  • 言葉は常に伝わるとは限らない
  • 言葉がどう伝わったのかが問題
  • 「言葉は伝わるはずだ」という楽観と慢心
  • 言葉の劣化とどう向き合い、どう克服するか
  • 〈コラム〉
  • ◇言葉の余白

 

 戦争への科学者の動員が始まっている!
――軍学共同の動きと日本の未来
 ……池内 了

  • はじめに
  • 戦争への科学者の協力の歴史
  • 日本ではどうであったのか
  • 2006年の防衛省技術研究本部組織替え
  • 2013年から急増した「技術交流」「軍学共同」
  • 2013年「防衛計画大綱」が背景に
  • 大学の自治、学問の自由
  • 革新的研究開発推進プログラム
  • 科学研究はどうなるのか?

 

第Ⅱ部●パネルディスカッション

重大な岐路に立つ日本―― 日本の進むべき道を考える

池内 了/池辺晋一郎/大石芳野/小沼通二/
髙村 薫/土山秀夫/武者小路公秀/高原孝生

  • 9条は「永世中立国」の宣言
  • 思ったことを言うこと
  • 言葉が伝わらない、ということ
  • 学生を変えたもの
  • 求められる経済学の協力
  • 日本国憲法と自民党改憲草案
  • ペンは剣よりも強し
  • ベネズエラのエル・システマ
  • ハンマーを持つ人にはすべてがクギに見える
  • 「デュアルユース」を意識して見る
  • 秘密保護法の問題点
  • 政治家は騙しているというよりわかっていない…
  • 私たちは私たちのやり方で…
  • ウソの宣伝に騙されるな
  • 日本は平和世界の先頭に立て
  • 真理はあなたたちを自由にする
  • 〈コラム〉
  • ◇私情と国益/土山 秀夫
  • ◇大西洋のアフリカ沖の「日本国憲法第9条の碑」を訪問して/武者小路公秀
  • ◇重大な岐路に立つ沖縄/大石 芳野

 

資料編●世界平和アピール七人委員会の最近のアピール

  • ■日本の岐路と日本国憲法の重み 2014年12月5日
  • ■原発再稼働の条件は整っていない 2014年7月18日
  • ■民主主義を破壊する閣議決定を行わせないために、国民は発言を 2014年6月12日
  • ■辺野古に新しい軍事基地を造ってはならない 2014年1月17日
  • ■「特定秘密保護法案」の廃案を求める 2013年11月25日

あとがき

著者プロフィール