【あけび書房通信】第3号(2021/3/3)

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あけび書房通信                 第3号  2020.3.3発行

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「あけび通信」第3号をお届けいたします。

【新刊3冊のご案内】
1 岩井孝、児玉一八、舘野淳、野口邦和/著
『福島第一原発事故10年の再検証—原子力政策を批判し続けた科学者がメスを入れる』
2 吉井英勝/著
『3・11から10年とコロナ禍の今、ポスト原発を読む』
3 合田寅彦/著
『非戦の国防論 憲法9条を活かした安全保障戦略』

本日、3月3日から書店にて発売される新刊3冊を、小社代表の岡林信一より紹介いたします。

1『福島第一原発事故10年の再検証—原子力政策を批判し続けた科学者がメスを入れる』
岩井孝、児玉一八、舘野淳、野口邦和/著
1,800円 (税別) A5判/168ページ
ISBN978‐4-87154-185-5
紹介ページ https://akebishobo.com/product/fukushima-2

今年2月13日に発生した福島沖地震は10年前の東日本大震災の余震だそうですが、あらためて震災による原発事故の危険性を思い起こすことになりましたね。
また10年前と違って、今は新型コロナウイルス感染の防止のために「三密(密集、密接、密閉)」を避けなければなりません。
通常の災害避難でも「三密」回避が必要なうえに、原発事故も重なったら安心・安全な避難ははたしてできるのでしょうか?
本書では、10年前のような過酷事故が日本で起きる危険性があることとともに、いったん原発事故が起きれば、国が決めた計画に基づいての避難は現実には困難であることが警鐘されています。
それゆえ、「三密」と放射能汚染を同時に回避する避難ができないのなら、原発の再稼働はしてはならないことになります。
本書ではこのほか、福島第一原発の敷地内の処理水処分、廃炉の見通し、放射性廃棄物の処理など山積する問題を明らかにとともに、放射線(能)をめぐる様々な混乱した言説を検証しています。
半世紀前後にわたり原子力政策を批判し続けた第一線の専門家による本書で、10年前の福島第一原発事故の問題を風化させず、リマインドして検証する大切さを共有していただきたいです。

●出版記念シンポジウムのご案内
■毎日メディアカフェ
福島第一原発事故10年の再検証

3月4日(木)開場 18:00 開演 18:30〜終演 20:00
参加費無料 定員:50名 要事前申込

登壇者
岩井 孝さん(日本科学者会議原子力問題研究委員会委員長)
児玉 一八さん(原発問題住民運動全国連絡センター代表委員)
舘野 淳さん(核・エネルギー問題情報センター事務局長)
野口 邦和さん(原水爆禁止世界大会運営委員会共同代表)
詳しくは https://akebishobo.com/archives/3920

■市民社会フォーラム
ZOOM企画・出版記念シンポジウム
福島第一原発事故10年の再検証
—原子力政策を批判し続けた科学者がメスを入れる—

日 時 3月13日(土)14:00〜17:00
お申し込みはネットから(Peatix) https:/genpatsujiko10nen.peatix.com/
パネリスト 岩井 孝さん(日本科学者会議原子力問題研究委員会委員長)
児玉一八さん(原発問題住民運動全国連絡センター代表委員)
舘野 淳さん(核・エネルギー問題情報センター事務局長)
野口邦和さん(本宮市放射線健康リスク管理アドバイザー)
ゲスト   池田香代子さん(社会活動家、ドイツ文学翻訳家)

詳しくは https://akebishobo.com/archives/3947

2『3・11から10年とコロナ禍の今、ポスト原発を読む』
吉井英勝/著
1,600円 (税別) 四六判/208ページ 2020年2月発行
ISBN978‐4-87154-186-2
紹介ページ https://akebishobo.com/product/covid

原発という巨大技術は人間が介在して操作していますので、原発内でもしコロナの集団感染が起きた場合、過酷事故を防ぐことができないおそれが今あります。
現に、フランスの「シャルルドゴール」やアメリカの「ルーズベルト」といった小型原子炉を搭載した原子力空母で、乗員の3〜4割がコロナ感染したと報告されています。
こうした点からも、コロナ禍のなかで原発を稼働することの怖さがわかります。
著者の吉井さんは、こうしたコロナ禍でも原発に固執することを批判するとともに、「三密」となる東京などへ都市集中をもたらした国土計画や産業政策の歪みを正すためにも、住民自治で再生可能エネルギーを各地域で進めて地域経済の再生を説かれています。
本書では、吉井さんが国会議員として大震災による原発事故を予見する追及を歴代内閣につきつけた国会論戦も収めています。
原子核工学の専門家でもある吉井さんが、政府側の専門家にも科学的知見による鋭い指摘をされていることがみることができます。

●ZOOM企画・出版記念講演会
市民社会フォーラム
3・11から10年とコロナ禍の今、ポスト原発を読む

日 時 3月20日(祝・土)14:00〜16:00
講 師 吉井 英勝さん(元衆議院議員)
お申し込みはネットから(Peatix) https:/postgenpatsu.peatix.com/
詳しくは https://akebishobo.com/archives/3949

3『非戦の国防論 憲法9条を活かした安全保障戦略』
合田寅彦/著
1,600円 (税別) 四六判/200ページ 2020年3月発行
ISBN978‐4-87154-187-9
紹介ページ https://akebishobo.com/product/kenpou

昨年日本でも話題になった韓流ドラマ『愛の不時着』で描かれたように、北朝鮮が私たちの体制とは異なる独裁軍事国家で、38度戦場で韓国との軍事提緊張が続いて民族間の交流ができない状況が長期にわてっていても、北朝鮮の一般庶民も私たちがいる社会にいる人たちと同じように、愛すべき人間であることが描かれていましたね。
そうした人と人との交流が進むことで、軍事的な対立を緩和し、互いに抱く「脅威」を減らしていくような「人間の安全保障」の道を日本から提示していくことが大事だといえます。
著者の合田さんは有機農業に携わっている経験からも、日本のお米を北朝鮮への食糧支援として送ることで、日本の農業再生をも展望されています。
そのためにも、「食料安保」として自衛隊の一部を「農村支援隊」にして食料自給率を高める事業にあてていくという、ユニークな国防のアイデアを提案されています。
もちろん、そうした「丸腰」では理想論に過ぎないと言われるかもしれません。しかし合田さんは、自民党の参議院議員も務めた宇都宮徳馬さんの宇都宮軍縮研究所の『軍縮問題資料』はじめ膨大な書籍を学ばれたうえで、多面的な安全保障の現実論を考察されています。
?瑞穂の国?と言われる日本が東アジアの悠久平和のイニシアティブを発揮できる可能性について、護憲・改憲、リベラル・保守の立場を超えてぜひ読んでいただきたい大労作です。

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